みなさん、こんにちは。海外太郎です。
意外や意外(笑)なかなか好評の声をいただいている、「FX初心者講座」。
今回は、FX初心者講座の続き。移動平均線について書いてみたいと思います。
前回はMACDを取り上げましたが、移動平均線はみなさんにとってMACDよりも 馴染み深い分析ツールかもしれませんね。
ポピュラーなツールでありながら、 その使い方は幅広く、非常に使い勝手のよい理論です。
この記事では、移動平均線の 基本について説明します。
移動平均線って?
そもそも、移動平均とは何でしょうか。移動平均とは、過去の特定の期間の終値を平均した値です。
その数値をチャート上で線として表示させたものが、移動平均線です。移動平均線は、将来の値動きを予測する ためのツールとして利用されます。
移動平均線の例は、下図のようになります。
過去何日分の終値を使用するかによって、移動平均線の形は変わります。移動平均の計算に使用する期間が 長くなればなるほど、移動平均線の形状はなめらかな曲線になります。
上の画像から分かるように、期間が増えるほど移動平均線の位置はローソク足の値動きから 遅れて表示されます。
移動平均線は何本か併用すべき
移動平均線は使用する終値の本数によって、形状が変わるので、複数本表示させて、 短期の値動きのトレンドと長期のトレンドを把握するのがおススメです。
スパンの短い移動平均線(例えば、5日移動平均線)でポジションをとるタイミングを見計らい、
長期スパンの移動平均線(20日移動平均線)で長期の価格トレンドを把握する、という感じです。
このように複数本の、設定の違う移動平均線を使うことで、大局的なトレンドを読み取って、 不用意なエントリーを避けることができます。
売買シグナルを見分ける
株式の取引でもよく利用されますが、移動平均線はエントリーシグナルを見つけるためにも利用できます。
ゴールデンクロスとデッドクロスという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
ゴールデンクロス=買いシグナル
ゴールデンクロスは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜ける状態を言います。
これが買いシグナルとなります。
デッドクロス=売りシグナル
デッドクロスは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜ける状態を指します。
これが売りシグナルとなります。
おわりに
いかがでしたでしょうか?今回は、移動平均線の基本的な使い方を説明してみました。
移動平均線はシンプルなツールでだからこそ、非常に多岐にわたる使用法があります。この記事の 内容はあくまでも一例にすぎません。
是非、移動平均線に触れてみて、みなさんだけの使い方を見つけてみてください。
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