みなさん、こんにちは。海外太郎です。
最近は、GBP関連通貨ペアで緊張感のあるトレードに打ち込んでいます。
イギリスの国民投票が近づいているため、GBPやEURの相場は激しく動いていますね~。
今年上半期で最も注目されているこのイベントを控えて、多くのFX業者では、ボラティリティ変動の警鐘を鳴らすとともに、期間中のレバレッジを一時的に制限する措置を講じています。
海外FXお役立ちガイドのお知らせ記事では、各FX業者がレバレッジ制限の連絡が入ってきた際にその都度、お知らせ記事として更新していますが、今回のブログ記事では改めて、各会社のレバレッジ規制の情報をまとめてみたいと思います。
XM
XMはすでにお客様にメールで告知しているように、まだ具体的な必要証拠金率変更の詳細を明らかにしていませんが、何らかの対策を導入することをすでに決定しています。
XMより続報が入り次第、お知らせ記事や本ブログでご紹介させていただきます。
【6/17追記】昨夜、XMより具体的な対応について発表がありました。詳細は下記の通りです。
期間
2016年6月18日(土)日本時間5時~6月20日(月)オープン前
対象商品
FX全通貨ペア、ゴールド、シルバー
対象商品
必要証拠金率を1%に引き上げ
FXDD
今回の国民投票を受けて、真っ先にレバレッジ制限の措置を発表したのがFXDDでした。
FXDDは、下記の期間と内容でレバレッジ制限を行いますので、ご確認ください。
期間
2016年6月10日(金)~6月23日(木)
レバレッジ制限
・6月10日(金)クローズ後:GBPおよびEURを含む通貨ペアのレバレッジを50%引き下げ
例)レバレッジ500倍→250倍
・6月17日(金)クローズ後:全通貨ペアのレバレッジを50%引き下げ
例)GBP、EUR関連通貨ペアの取引:レバレッジ500倍(6/9時点)→250倍(6/11以降)→125倍(6/18以降)
その他通貨ペアの取引:レバレッジ500倍(6/17)→250倍(6/18以降)
FxPro
FxProはポジションを保有する際の必要証拠金率(必要マージン率)を引き上げるという形で発表していますが、実質的に、必要マージン率の引き上げ=レバレッジ引き下げ、を意味します。
期間
2016/6/17(金)~6月24日(金)
【6/20追記】6/17クローズ後の変更
6月17日(金)の市場クローズ後、FxProは各取引ツール、各商品について、党利引き量に応じて次のようにレバレッジを制限します。
また、EU株式(フランス、ドイツ、イギリス)の必要マージン率は15%となります。
【6/20追記】6/22からの追加措置
・全株式インデックスの必要マージン率:5%
・全株式インデックスCFDの必要マージン率:5%
・cTraderの全FX通貨ペアの必要マージン率:2%
Pivot Markets
Pivot Marketsでは、全通貨ペア一律でレバレッジ制限を適用することを決定しました。非常にシンプルなルールなので、混乱も少ないのではないでしょうか。
期間
2016/6/20(月)~6月24日(金)
レバレッジ制限
・全FX通貨ペア:最大レバレッジ50倍
・全CFD商品:最大レバレッジ10倍
Traders Trust
Traders Trustも必要マージン率の引き上げという形で、対応を行います。
昨日から導入されているので、ポジションや証拠金調整にご注意ください。
期間
2016/6/15(水)~6月24日(金)
必要マージン率の変更
・全通貨ペア:必要マージン率を倍に
・メタル商品:必要マージン率を倍に
・CFD商品「UK100」:必要マージン率を10%に
【6/21追記】6/22から追加で必要マージン変更
Traders Trustは、6/22(水)から6/24(金)まで下記の通り追加で必要マージン率を変更します。
・全てのGBP通貨ペア:5%
・メジャー通貨ペア:2%
IFC Markets
IFCMも国民投票期間中に、必要マージン率を変更することを発表しています。
しかし、具体的に変更後の必要マージン率の値がないので、現在問い合わせ中です。
期間
2016/6/13(月)~6月24日(金)
必要マージン率の変更
現在問い合わせ中
【6/17追記】IFCM担当者よりの回答が来ました。
GBPを含む通貨ペア、インデックスCFDの必要マージン率が1%に引き上がる、とのことでした。
以上、各FX業者のレバレッジ制限(必要マージン率変更)についてまとめました。
6/23当日の取引については、証拠金残高やポジションサイズにくれぐれもご注意ください。