みなさん、こんにちは。海外太郎です。
今日のドル円は105円台に下落して上値が重いですね。
日銀の黒田総裁がヘリコプターマネーの可能性を否定したことが要因だと思われます。
政府や日銀は円安トレンドを歓迎するはずなのに、このタイミングで相場に水を差すのは何故なんでしょう。
「黒田バズーカ」の前例がある黒田総裁ですから、ひょっとしたら壮大なフリなのかもしれませんね。。。
さて、今回は少し業界の裏側っぽいお話をしてみます。
金融ライセンスとしてある程度信用力を保持しているCySEC。
海外FXお役立ちガイドがご紹介しているFX業者の中でも、XM、FxPro、FxNet、Traders Trustが許認可を受けています。
そんなCySECが先日、管轄下のFX・BO業者に対して非常に画期的な指令を発しました。
それは、「報酬体系に関する指令」です。
CySECによる原文を下にリンクしておきます。
興味がある方は是非ご覧ください。
Remuneration policies and practices |CySEC
この指令のどの点が画期的で、業界の健全性に資するのでしょうか?
それは、私たちFXトレーダーとFX業者との間の利益相反がブローカーの現場レベルでも解消されるからです。
FXに限らず金融業界では、セールスコミッション型の報酬体系が主流です。
具体例を挙げると、
・顧客の取引量に応じた報酬体系
・顧客の入金額に応じた報酬体系
・担当した口座開設数に応じた報酬体系
などです。
私たちトレーダーと最も利益相反の源となるのは「純入金額に応じた報酬」でしょう。
純入金、つまり入金額から出金額を差し引いた額、を基にボーナスが決まるわけです。
こういう仕組みが存在しているFX業者では、出金処理が滞るのも当然のことですね。
出金を認めたら、自分がもらえるボーナス額が減ってしまうわけですから。
なんとかして出金を止めさせようと手を変え品を変え説得してくるでしょう。
そして、こんな報酬体系を導入している業者はディーリングデスク方式のブローカーなわけです。
こういう問題が考えられるため、今回のCySECの決定は非常に歓迎されるべきことなんです。
この決定を受けて、FXニュースサイトLeapRateはFxProのCEOにインタビューを行っています。
CySEC ban on linking pay to volumes, deposits or client P&L: A Step in the Right Direction
ご存知かもしれませんが、FxProは創業から一貫してNDD方式を採用しています。
注文を全てカバー先に流しており顧客との利益相反はないわけですから、純入金額ベースの報酬体系を導入するメリットがそもそもありません。
海外FXからセールス電話がたくさん掛かってくる、というのはだいぶ昔の笑い話になりつつありますが(苦笑)、これでだいぶトレーダー本位に立ったより良いサービスが業界全体で広まってくるのではないでしょうか?
≪おすすめの海外FX業者≫
★広く認知されているNDD業者 FxPro
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