コーヒーブレイク
コーヒー飲みながらチョコレート。
午後のひと時の光景ですか?
でも、よーく考えてみるとこの憩いのひと時の裏にはコーヒー先物相場とココア先物相場も動いているのです。
今日は考えてみました。
商品CFD取引で、コーヒー・ココア取引を。。。
コーヒー先物
コーヒー価格は、実需の需要面より天候不順やその他外部的要素による要因がとても大きいのです。
この10年間の動きを大きく見ると、底値はほぼ100から150で推移 してました。
しかし、コーヒー先物相場は動き始めると売り買いを伴ないながら急激に取引が増大する傾向にありました。投機筋と言われる人々も市場に入って来ます。
10年を見ると、高値は2011年4月に300まで値を付け、安値は2013年10月の105。
2年半で約1/3にまで下落 しました。
2010年5月には130から上昇し、1年後の2011年4月には2.3倍の300まで。
動き始めたら大きく動くコーヒー先物、中長期の期間で見ると110から130台のレンジ内取引で推移してました。
2017年上期 は、1月24日の156.95からの下げ局面で、6月22日には28%下落の113まで下げてます。
その後は急反発を見せ、6月26日には126まで回復し、7月6日で130。
この130レベルがサポートとして確認出来れば、ポジションメイクで買っても面白いのではないでしょうか?
(単位: c/lbs)
ココア先物
ココア先物価格はコーヒー先物価格よりボラテリティーが高くなる傾向が強いです。
これは1年を通しての安定的な需要の有るコーヒーに比べ、天候だけではなく需給面での要因や、投機筋の仕掛けなど複雑に絡んでくる為であると思われてます。
この10年の動きを見ると、現在の 1947.50(2017年7月5日現在)は、2008年1月とほぼ同水準にあたります。長期的に見てこの水準は底値になってます。
マーケットは2011年1月には瞬間 3800 まで付けてましたが、その年の11月には 2100 まで45%の大暴落を経験しました。
昨年も8月中旬の 3100 から7ヶ月半後の今年5月3日、43%下げの 1790 まで付けました。
5月3日の 1800 割れは10年来での底値になりました。
2080 まで反発すること2度、しかしながら 2100 をトライするも超えられず、1800 前半まで戻しました。
今、マーケットはもう一度 2000 をめざす状況です。再び 2000 を超えられるのか?
冬のクリスマス、年明けバレンタインデー向けの需給の高まりに向け、短期的には 1950 超えればこの水準でロングポジションを作っても良いのではないでしょうか?
世界最大のココア生産国であるコートジボワールは、2016~17年シーズンの生ココア豆の輸出を前年同期の同期間と比較して2.3%減少でした。
この様に生産量が減少している面からも先物相場の買いポジションも検討の余地は大きいと思います。
コーヒー先物もココア先物も値動きは激しく大きくなりがちですが、上手く流れを読めれば収益チャンスは大です。
レバレッジを抑えながら、株価指数・株式・ゴールドや原油と違った商品相場に注目されては如何ですか?
コーヒーブレイクしながら検討してみますか。。。