日本の皆さんにとって、今朝はとんでもない一日の始まりでしたね。
特に北海道・東北地方にいらっしゃる方々はこの世の終わりのような気分を味わっていたのではないでしょうか。北朝鮮のミサイルが通過する10分弱の間は、想像してみるだけでゾッとしてしまいます。
北朝鮮がミサイル発射の速報が全世界に流れた瞬間から、ものすごいスピードでドル円が売られ始めました。
わずか数分のうちに、108.300円台までドル円は下げました。
ドル円だけでなく、ユーロ円そしてポンド円なども値を下げています。
こちらはユーロ円。
ポンド円の方が、下げ幅が大きいですね。
つまり、主要通貨に対して、軒並み円が買われています。
地理的な側面を意識すれば、
「ミサイルが通過する日本の円がどうして、買われるのか?」
という疑問が生まれますよね。
これが、「有事の円買い」と呼ばれる現象です。
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有事の円買い
戦争などのリスク事案が発生したときに、安全資産(ドル、スイスフラン、金など)に資金が集中することは、マーケットでは非常に良く見られる出来事です。
しかし、21世紀になって、とくに9.11以降は「有事の円買い」が頻繁に起こるようになっています。
例えば、2011年の東日本大震災を思い出してみましょう。
あの時も東北地方が壊滅的な被害を受けたにもかかわらず、1ドル=70円近くまで円高が進みました。
今回も市場参加者は脊髄反射的に、長年染みついた反応の結果として、短期的に円買いに動いたと見られます。
今後のシナリオ
現時点で、主要通貨に対して、じわじわと円が売られ値を戻してきています。
これから始まるロンドン時間、ニューヨーク時間の取引状況がきになるところです。また、中長期的には、国連安保理理事会での議論、アメリカと北朝鮮のやり取りによって、相場はかなり依存されるでしょう。
そして、とくにドル円に関して注目すべきは今週金曜日の米国雇用統計です。
今週これから発表される下記指標が雇用統計の値を占う試金石となりますので、注意してみてください。
・8/29(火)23:00発表:8月消費者信頼感指数
・8/30(水)21:15発表:8月ADP全米雇用リポート
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