『継続は力なり』
長く続けられれば儲かるのが投資です。
『お金は生かして増やすもの』
生かさなければ増えないものです。
『腹8分、一番の高値で売ろうと思うな』
売ってから上がれば少々残念だろうが、自分の利益確定は売ったポジションを誰かが買ってくれたもの。ですからその人にも利益確定のチャンスをプレゼントしたと思うべき。
これらは、私が親父に言われた投資の『心構え』です。
また目標を決め、それをクリアしたらそこで休止しては?
休むも相場です。
ポジションを一旦はゼロにする事によって、見えなかったものが見えてくるかもしれません。 利益が出て、『もっと、もっと』とポジションを膨らませ、最終的に大きな損失を出すことになってしまい、マーケットから退散せざる追えない状況に陥ってしまう個人投資家は数多くいます。
ご自身の『時間』『労力』『資金』の中で、許容出来る範囲を明確にし、少しずつでも利益を確定し、投資をしていく事が長く続けていく近道なのかもしれません。
そこで今回は
『CFD投資で失敗する人にみる特徴と対処』
と題してまとめてみました。
感情的に熱くなり投資する人
熱くなり、冷静な判断を下せなくなったりするタイプの人が多い。 投資した銘柄の含み損が膨らんでしまったことによって、冷静な状況下でロスカットの判断が結果として遅れて失敗し、更なる含み損の増加により損切りがますますしにくくなっていく。 その結果、損切りする額が大きくなったり、強制ロスカットなどになってしまう。
⇒ ポジションを持った段階でシュミレーションを立て、含み損が発生した時の対応も常に検討しておく。
常に資金が有れば投資する人
投資のチャンスは何時でもある訳では有りません。 なのに、常にポジションを持っていないとなんとなく安心出来ない。 相場感やマーケットの方向性が見えていない状況で、無理にマーケットに入っても失敗する確率が高いだけです。
⇒ 方向感や相場感が読めないときは『休むも相場』の格言の様に、一旦マーケットから離れる。 ポジションを持たず、ニュートラルの状況で相場と接すると、いつもはポジションを持つことにより生ずる色眼鏡的なマーケットのフォーカスではなく、本当の生のマーケットが見えてくるものです。 勝てるチャンスはさほど多くは有りません。 その少ないチャンスを見極め、投資し利益を追求したいたいものです。
欲張り
大きく儲けようとして、レバレッジを大きく設定する。 当然、ポジションが逆に行ったら損失も大きくなる。
⇒ 『欲』は大切です。しかし、『強欲』は身を滅ぼしかねません。 大きく儲けようと自分の身の丈以上にレバレージを大きくし、その結果、持ちこたえられるポジションの限度を狭くし、損失も大きくなってしまう傾向が有ります。
色々な通貨、CFDのポジションを持ちたがる
あらゆるCFD、通貨ペアに投資したがる。 その結果、重要なCFDや通貨ペアへのチェックが疎かになり、マーケット全体の大きな流れが見えなくなってしまう。
⇒ 自分でのポジションのコントロールが十分に出来なくなる。 得意な商品や通貨ペアを見つけ、自分の投資スタイルはどんなものかを考える。 あくまで王道としてのUSドル/円、ユーロ/USドルは基軸に置き、値動きを把握しながら取引に慣れる。