初めてのCFD取引 Part-23

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明日10月6日(金)は、日本時間午後9時30分から米国9月雇用統計が発表されます。

(11月からはアメリカは冬時間に移行するため、雇用統計の発表は午後10時半になります)

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非農業部門雇用者数

前回8月の数字は15.6万人でしたが、9月は7.7万人程度の増加がマーケットコンセンサスになってます。

この数字どおりですと、今年3月に10万人割れの9.8万人増加を記録して以来の低い伸びとなります。

また、昨年2016年5月に記録した3.8万人増加以来の低い水準です。

メキシコ湾岸を襲ったハリケーンによる被害などで雇用への影響があっての数字と思われます。

失業率

前回4.4%、今回も4.4%と変わらずの予想です。

国内も10月10日公示、22日投票の衆議院総選挙に向け、にわかに慌ただしくなってきました。

選挙期間中は、政治空白が生まれ北朝鮮問題も絡んでマーケットはボラティリティーが大きくなりかねません。

株式市場も為替市場も先行きに対して見方が分かれています。

10月下旬から始まる2017年4-9月期決算発表を控え、日経平均オプション取引の11月物のコール(買う権利)の売買が先週に比べて数倍と高水準になっています。

(コールはあらかじめ決められた権利行使価格で買う事の出来る権利。

このコールオプションを買うにはプレアム料を売り手に払う必要がありますが、日経平均をオプションで決めた水準で買える事が出来るので価格上昇時のリスクヘッジになります。

他方、プット(売る権利)はあらかじめ決められた権利行使価格で売る事の出来る権利です。)

いずれも買い手は、プレミアムを払う事によりリスク無くす事が出来ます。逆に売り手はプレミアムを受けることにより、リスクを背負う事となります。

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為替

今週の月曜日は、リスク選好を背景に米ドル/円は、7月の戻り高値114.50を起点とした短期レジスタンスラインをトライする局面が見られました。

しかし米国債券市場は「債券買い /金利低下」となったことで米ドル高の圧力が後退。ドル円はレジスタンスラインの突破に失敗すると、112円後半でこう着相場となっています。

税制改革案を受けて好感され米金利が再度上昇し、3日(火)には円安に振れ、一時113円台前半まで付けました。

しかし頭も重く勢いが乏しく、今週は今日までは引き続き112.30-113.20のレンジ相場です。

明日の雇用統計で予想より良い数字が出て好感されれば、もう一度米ドル/円も上値の114円50銭を目指す展開になるのでは。。。

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