忘れもしない20年前の今日、1997年11月22日、山一證券の自主廃業が発表された。
金融業界で働いてきた小生にとっては少々考え深いものがあります。
あれから20年、早いものです。
20年後の2037年、どんな日本、どんな世界に。
その時、為替ドル円は?、ゴールドは?、日本株は?、ニューヨークダウは?。
神のみぞ知るですね。
今から25年以上前、為替のSpot Dealerをしていた時、毎日出社して一番最初にする事は各ブローカーからそれぞれの社のロンドン・ニューヨーク市場でのドル/円、マルク/円、ドル/マルクのレンジレート(高値安値)を聞くことから始まった。
そしてその値を元に方眼紙にポイント&フィギアをつけていました。
今みたいにパソコンもそんなに普及して無かったし、チャートもパソコンから簡単には引っ張ってこれない。
それが今は、パソコンでどんなチャートも引き出すことは出来るし、自分でアレンジも可能な時代に。
でも自分でチャートを記入するという行為は、レートやチャートが頭に残り、それなりに良かった気がしました。
アナログ系で育った私としては便利すぎるツールを今も十分に使いこなせていないと思います。(苦笑)
ノートを上手く活用すれば、その日頃の積み重ねは御自身の経験・知識・予測などの財産になってくれる事と思います。
そこでお薦めしたいのが、『アクションプログラムチェックシート』の作成です。
簡単にお話しすると、
1週間を
(1)トレーディングの準備
(2)トレーディング中
(3)トレーディング後
(4)トレーディングの反省
この4つに分け、それぞれ検討するのです。
毎週末の土日に、その週の反省(4)と翌週の準備(1)をおこないます。
月曜日から始めるトレーディングの為に、証券会社や経済情報提供会社から次の週の経済予測と速報も確認し、メモ等に忘れないように残します。
経済指標や要人の講演・記者会見等のスケジュールの確認も重要です。
そして、投資戦略(投資方法)を考える。
既に自分のトレーディングスタイルを持っている人は、その手法と行動プログラムを組み合わせて、より確立された自分流の行動プログラムを作成する。
そしてその行動(ポジションメイク)を過去の海図(データ)として残しましょう。
海図(データ)は過去のもので将来の事は分かりません。
しかし、過去の航路(チャート)はから今後の航路(チャート)の予測を立てる事は参考になります。
それらをしっかり行なう事により、より高いレベルの確立された行動指針が固まって来ます。
毎朝のアクション
前夜のNYマーケットのチェック
朝の6時前から始まるテレビ東京の『モ―サテ』』を録画し、朝食時に録画を再生し聴きながら新聞紙を読んで朝食。
朝の忙しい時間、時間の節約に一石二鳥ですかね。
そしてトレーディング。
先ずは損切りの基準(目安)の確立。
最初は、ドル円で10銭、ユーロ円で20銭を目途に始めては如何でしょうか?
このルールを守れれば、マーケットで『大やけど(大損)』する事はないでしょう。
トレーディング後
利益が出ても損失が確定しても、必ずそのトレーディング理由や考え、思ったことをノートに残す。
そして反省と準備。
もし損失が2回連続で起きてしまった場合、エントリーやポジションクローズのタイミングがおかしくなっている事が推測されます。
その様な時は、続けていても上手くはいきません。
一度トレードを中止して、状況の分析が必要になります。
冷静になって詳しく分析してみると、上手く順調にいっていない時は往々にして自分のトレーディングルールに反していたり、何かの漏れがあったる可能性が高い事に気がつきます。
そのためにも続けて損失を被った理由をしっかり追求し、記録に残す事がとても重要になります。
これをすればあなたも立派な『Trader』です!!!
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