『原油・金の証拠金取引』開始
先日の新聞記事によると、東京金融取引所が来年2018年の春から原油と金を対象にした上場投資信託(ETF)の証拠金取引を始めるとの事。
金融取が商品市場に関連した金融商品を上場するのは初めてで、これにより、原油・金は、FXや株式と異なる値動きをするため、資産運用の際のリスク分散にもなる。
マーケットも厚くなり当然、CFDの原油・金も取引拡大につながっていくことと思われます。
しかし来年春まで投資チャンスを待っていても始まりません。
それなら海外CFD会社に口座開設して、直ぐに取引を始めてみませんか?
既に口座をお持ちの方にも考えて頂きたい、『複数口座開設』の必要性とお勧めです。
複数口座開設のお勧め
皆さん、お持ちのCFD口座は1つだけですか?
そうでしたら、これはポジションを持っていて、マーケットリスク以外のリスクをヘッジしていない、何んとも怖い事です。
実はこれは『一番リスクのある行為』なのです。
マーケットリスク以外のヘッジしていないリスク、どんなリスクかと言うと、『システムリスク』です。
FX業者はデータセンターに専用のサーバーを置き、データを24時間365日体制で常に取引やレートを監視しています。
しかし、FX業者、データセンターや通信回線等に何らかの障害が発生し、万が一システムが停止し買いや売りの注文が出来なくなる恐れがあります。
新規の取引が出来なくなるだけでなく、現時点で保有するポジションが決済出来ない状況に陥った場合、その保有ポジションの反対売買を常に建てられ様にリスクヘッジとして複数のFX業者に口座を開設しておくのは『基本中の基本』と言えます。
そしてただ単に口座を複数持っているだけがリスクヘッジになるのではなく、実際にある程度資金を入れて1~2ヶ月に一度程度はログインし、実際に取引ツールの仕様やバージョンアップがなされているかを確認することもとても大切です。
我々の生活の中でも避難訓練や練習、ケーススタディーを怠っていると、いざと言う時に慌てて上手く対応出来なくなってしまうものです。
資金を預け入れてない口座は、非常時用の持出し袋を用意していても袋の中身は空っぽな状態と同じ事と言えるのではないでしょうか?
マネージメント
『資金管理』は証拠金取引をするうえで一番重要な事です。
どうしても儲けの方法や手法にばかり目が行きがちで、マネージメントの重要性は疎かになったり忘れがちになったりしやすいものです。
常にリスクを計算し頭の片隅に置き、それに見合う投資リターンが得られるかを考える必要が有ります。
『リスクが先、リターンは後』
リスクを常に考え、それを理解し実践出来る人と出来ない人の差が『勝者』と『敗者』を分けてしまいます。
マネージメントは最優先要素であり、トレードの手法よりも重要です。
つまり、儲けの計算よりも許容可能(損失をどのレート水準または金額まで耐えられるか)な想定リスクを計算し、それに見合うリターンが有るのか無いのかを判断した上で、ポジションメイクをする必要があるのです。
これはトレードする上での『1丁目1番地』になります。