CFD取引を始める上で大切な事は、先ずは自分の『投資目的』『取引期間』や『利益目標』を決める事からがスタートです。
この3つの『投資目的』『取引期間』『利益目標』の考えを基本に、自分に合った投資スタイルを見つけることが大切です。
その中で今回は特にFX取引に関してみてみましょう。
FXの3つの取引手法(『投資目的』『取引期間』『利益目標』)
例えば、
投資目的
お小遣い稼ぎ程度が目標か?
(1日の利益を数千円~5000円程度として、ひと月を20日間とした場合、月に5~10万円程度の利益を目標にする)
それでもひと月に5~10万円程度のお小遣いが確保出来れば良いですよね。
取引期間
短期(その日に決済(ディトレ)
中期(数日から1ヶ月程度)
長期(数か月から数年)
利益目標
例えば、投資金額に対するリターンを毎月2%程度の利益を得ようとする。
そしてそれに基づき、年間では20%超えのリターンを目標とし、取引をする。
低金利な現在、銀行に預けていても『スズメの涙』程度の金利、確実に20%以上のリターンが見込めれば万々歳ですね。
手法
ディトレード(数分~1日)
為替の値幅の差益狙い
長所
その日1日以内での取引完結なので、もし負けても損失が少なく資金を温存でき、翌日以降の取引で改めてポジションを持ち、仕切り直しがしやすい。
初心者にも損益がはっきりしてとても分かりやすい。
短所
目先の動き、変動(ボラティリティ、ノイズ)等に振り回されやすい。
スイングトレード(数日~数週間)
これも為替の値幅の差益狙い
長所
比較的大きな為替の流れを見るので、ディトレードと違って常時マーケットをチェックしないでも問題ない。
短所
一旦ポジションを持つと、ディトレードほど頻繁に回転売買しないので、効率面を考えると効果は劣ると言える。
スワップトレード(数か月以上)
通貨ペア間の金利差(スワップ金利)を狙う
長所
高い金利の国の通貨をロングポジションで持つことにより、毎日スワップ金利が入る。
短所
世界的な低金利の為、以前ほど金利差によるスワップポイントが得にくくなった。
また、マーケットが大きく動くと得られるスワップ金利以上に為替差損が生じてしまう場合もある。
その結果、ポジションとして含み損を持ってしまい、ポジションの『塩漬け』状態が続いてしまう確率が高くなりやすいです。
さて、貴方のトレードスタイルは?