2017年も残すところ、あと2週間。
米国は昨日13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、6ヶ月ぶりの利上げを決めました。
フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を0.25ポイント引き上げ1.25-1.5%のレンジに設定しました。
また、2018年は経済成長予測を上方修正しましたが、3回の利上げ予測に変化はありませんでした。
クリスマス休暇を控え、アメリカはすでに来年2018年のマーケットに関心が移って来てます。
2018年はどんな年になるのだろうか?
ちょっと違う角度からの一考察です。
株式の世界でよく言われている相場の格言があります。
「辰巳(辰巳)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、
戌(犬)笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走る、卯(う)跳ねる」
これで言うと、来年の干支(えと)は、『戌(いぬ)』。
干支の相場格言では「いぬ笑う」で、上昇を示唆していると言われてます。
1950年から2016年までの67年間の株価の上がり下がりを前年比で見てみると、
過去3回の戌年では、日経平均株価は1982年(4%高)、94年(13%高)、2006年(7%高)と小幅高でした。
それらを含め、来年も「小笑い」で留まりそうとも言われています。
期待できる相場になるとを願いながら。。。
過去の株価の上下をみると、午年は3勝3敗、未年は4勝2敗、申年は5勝1敗でした。
そして今年2017年の酉年、残りの営業日を考えるとほぼ上昇確定なので5勝1敗となるでしょう。
来年干支の戌年は、過去4勝1敗でした。
今年の酉年に続き来年の戌年は株価上昇し、5勝1敗になるのでしょうか?
2018年は???
米ドル円相場
1月末にかけては米ドル高・円安が進む傾向があり、その後は下落。米ドルを売るなら1月末。
短期間で見れば、年内に買って、1月末に売り(ショート)なのでしょうか?
来週からの欧米の市場関係者の多くはクリスマス休暇に入る事でしょう。
市場参加者が少なくなると、取引量としてのボリュームの分母が少なくなるので、マーケットへの影響を与える取引量も少なくてすみます。
その為、為替市場は動き易くなるか、或いは動かなくなるかです。
はたして今年のクリスマスは。。。