『市場は、今、何に注目し、何をテーマにしているか?』
投資はそれを求め続けています。
それを知り、理解する事が、自分の資金を投資する上で一番大切な要因ではないでしょうか?
市場の注目が何処にあるのか、何にあるのか、他の人がどのように考えているかを知った上で自分の考えをまとめ、行動を起こす事が重要になっていきます。
為替を含むCFD市場は、言い方を変えれば人気投票と同じです。
多くの市場参加者が支持する通貨・債券・商品は当然買われ、見放されれば売られて行きます。
投資を始める上で、日頃、金融情報を集める事は大切です。
先ずお薦めは、テレビ東京の『モーニングサテライト』です。
月曜日から金曜日の毎朝5時45分からの放送。
今週末のアメリカ冬時間までだと、ニューヨーク市場が未だクローズしてなく、番組中に終値を迎えるのもリアル感があって良いものです。
でも、毎朝5時45分の早起きが苦手な人と朝に時間の少ない人には、録画して少し遅れながらの視聴で、興味の無い場面を飛ばせば効率よく番組を見る事が出来るでしょう。
前日のヨーロッパからニューヨークの時間帯でのマーケット市況を映像と解説交えて的確に放送してくれます。
気がつけば小生も20年以上毎朝視聴しています。
前日の動きや、出来ごとのアップデートや株価・為替・債券レートを頭に入れるには適した番組ではないでしょうか。
そして出勤中に日経新聞を読めば、にわかDealerの誕生ですかね。
出勤中にマーケットをチェックし、会社に着く前にリ―ブオーダーを入れ、いざ職場へ。
明日3月9日(金)はアメリカ雇用統計
「米国の経済の温度を示す」と言って良いでしょう。
雇用が増えれば経済は上昇すると考えられ、減少すればするほどアメリカ経済の冷え込みが予想されます。
毎週発表される失業保険申請件数は、次回の雇用統計を占ううえでもヒントになるとされています。
今回が冬時間最後の発表になります。
3月11日から米国は夏時間に移行するので4月からは日本時間午後9時半発表です。
先週3月2日の金曜日は、言い方を変えれば2月30日とも言えます。
その為、集計の日程上月初の原則第一金曜日に発表の米国雇用統計発表は明日の3月9日(金)発表と言う事です。
大きく下げた2月のアメリカ株式、またアメリカの保護貿易・関税・主要閣僚の辞任・北朝鮮問題と目が離せません。
あす発表の雇用統計の数字をマーケットはどう判断するのでしょうか?
今回9日(金曜日)発表の米国非農業部門雇用者数の予想値は前回20万人でしたが、今回の予想は0.5万人増の20.5万人。
米国失業率の予想は、2017年10月から4ヶ月続いていた4.1%を更に0.1%改善されて4.0%に。
参考までに、17年前の2000年は年間平均3.97%でしたので、数値はこの時の水準にまで改善されてます。(また、2010年は年間平均9.61%でした。)
今年はFOMCによる金融引締政策で、3回の利上げを予定されてますが、引き続きアメリカ経済は拡大し、失業率は低水準を維持されて行くのでしょうか?
ドル円の季節的要因
日本企業は毎年3月末の決算を控え、海外関連会社からのUSドル送金(利益や配当など)を日本円で計上する為、海外から日本への円送金が多く行われます。
現地関連会社からUSドルを日本に送金するために、USドル売り円買いの需要が発生。
これも円高の要因になっています。
逆に、4月中旬から下旬になるとゴールデンウィークでの海外旅行用の実需のドル買い円売りの潜在的なニーズも発生します。
105円40銭台まで下落したUSドル/日本円、105円割れを警戒しながら、先ずは明日の雇用統計に注目。
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