ドル円、ユーロ円、ポンド円の主要3通貨ペアはレンジ相場に留まっているものの円売りが後退した結果、レンジ幅が引き上げられています。
引き続き堅調な雇用統計で盛り上がりましたが、それ以上に要人発言・イベントが大きく相場を揺さぶりましたね。
・ドイツで連立政権成立
・「カナダ&メキシコへの関税引き上げはNAFTA交渉で合意できれば撤回」by トランプ大統領
・ライアン米下院議長による追加関税への懸念発言
・「EU離脱交渉は合意に近づいている」by メイ英首相
・「5月までに米朝首脳会談を実施」by トランプ大統領
・コーン米NEC委員長辞任
・「インフレは抑制されている」by ドラギ総裁
など、先週は盛り沢山でした!とりわけ、米朝の地政学リスクが緩和されたことが円買いが弱まったのが大きかったですね。
では、さっそく今週発表予定の重要イベント・指標から見ていきましょう。
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今週発表される重要指標
今週これから発表される重要指標・イベントをざっとまとめてみます。
3/12(月)
・日本時間26:00 アメリカ10年物国債入札
・ユーロ圏財務相会合
3/13(火)
・日本時間21:30 アメリカ2月消費者物価指数(市場予想前月比+0.2%、前年同月比+2.2%)
・EU財務相会合
3/14(水)
・日本時間08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨
・日本時間17:00 ドラギECB総裁発言
・日本時間19:45 コンスタンシオECB副総裁講演
・日本時間21:30 アメリカ2月小売売上高(市場予想前月比+0.3%)
・メルケル独首相、就任宣誓
3/15(木)
・日本時間17:30 SNB3ヶ月銀行間取引金利誘導目標(市場予想-0.75%)
・日本時間21:30 3月NY連銀製造業景気指数(市場予想15.0)
・日本時間21:30 3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(市場予想23.5)
3/16(金)
・日本時間19:00 EU2月消費者物価指数改定値(市場予想前年同月比+1.2%)
・日本時間21:30 アメリカ2月住宅着工件数(市場予想年率換算129.0万件)
・日本時間23:00 ミシガン大学3月消費者態度指数(市場予想99.3)
今週の指標は少し小粒揃いになっています。その中でも、アメリカ2月消費者物価指数、日銀議事要旨、EU消費者物価指数が比較的重要だと思われます。
要人発言ではドラギ総裁、コンスタンシオ副総裁の発言が水曜日にありますね。ユーロ円トレーダーの方はここをしっかり注目してはいかがでしょうか。
「米朝首脳会談で合意」など突発的な発言・ニュースがいつ出ないとも限りませんので、ブルームバーグやロイターなども積極的に活用していきたいところです。
ドル円
先週のドル円は週の前半と後半でガラッと様子が異なりました。前半はトランプ政権の保護主義な姿勢やホワイトハウス要人の辞任などにより、ドル円は105.50円割れの水準まで下げました。
そして、米朝首脳会談開催合意のニュース(7日)、そして成長持続の雇用統計(9日)によって、レンジ幅が106.40~107.00円に引き上げられました。米朝の地政学リスクが後退したことによる円買い縮小が、相場の市場心理を改善させたように感じます。
今週も引き続き、トランプ政権の保護主義で下がり、米朝会談絡みの話題で反発することが予想されます。
したがって、今週の取引方針も中立とします。取引戦略は典型的なレンジ相場の攻め方で行きます。107円直前まで回復したら売りエントリー、利食いは106.300円とします。念のため、損切りは気持ち浅めに107.250円に設定します。106.25円で反発すると期待して、買いエントリーしても面白そうです。
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ユーロ円
ユーロ円はレンジ幅の大きさが頭一つ抜けています。130~132円と2円近くも上下に振れています。
週明けはドイツで大連立政権が成立したことが好感され、ユーロ買いが進みました。利益確定売りなどに途中押されつつもユーロ円は131円台をキープ。
しかし、8日のECB理事会でドラギ総裁が金融政策正常化の加速期待をけん制した発言をしたため、一時130.50円割れまで下がりました。その後、買い戻しで131円に戻し今に至っています。
今週は消費者物価指数、ドラギ総裁発言がユーロ円相場を動かしそうです。今週のユ取引方針は売り。エントリーは131.80、利食いは131.00円、損切り132.50円とします。
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ポンド円
ポンド円は、相変わらずEU離脱交渉ネタに大きく影響されています。
メイ首相による「離脱交渉は合意に近づいている」との発言でポンド買いで始まりました。1週間ぶりに148円に乗せましたが、その後はポンド買いを後押しするニュースに欠けジリジリと下げたり上げたりのレンジ相場に。
今週イギリス側に重要指標の発表や要人発言はありませんが、ユーロ圏財務相会合とEU財務相会合が開催されます。
EU側からブレグジット交渉について、またイギリス批判などが飛び出せばポンド売りが加速するのは明白でしょう。ポンド円は今日明日が重要なトレードチャンスになるのではないでしょうか。
今週のポンド円方針も売りです。売りエントリーは148.00円、利食いは146.80円、損切りは148.65円にそれぞれ設定します。
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以上、ドル円、ユーロ円、ポンド円についてトレード戦略を考えてみました。あくまでも筆者の個人的な見解なので、参考程度でご活用ください。
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