みなさん、こんにちは。海外太郎です。
EU離脱移行期間の導入で合意で106円台に戻す｜ドル円
昨夜から、相場の流れが急転しましたね。
ドル円は先週からの下げ分を回復し106円に戻してきました。先週のレンジ帯上限である106.30円を上抜けそうですね。
きれいな下降線を描いていたユーロ円ですが、突如反転してV字を形成しています。
反転著しいのは、ポンド円です。
147.10円から250Pips（2.5円）上昇し一時は149.76円に達しました。
この突然のトレンド反転の要因は、「イギリス政府とEUが、EU離脱移行期間の導入で合意」したことにあります。
英EU離脱、移行期間は20年末まで 暫定合意 ｜日本経済新聞
このニュースで、ポンドおよびユーロが急上昇し、ドル円にもその勢いが飛び火したというわけです。
「なぜ、EU離脱に前進したことで相場が反発したのか？」と疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。
それはなぜかというと、EU離脱交渉に何も進展がなく無意味に時間や議論が空費される状況は先行きの不透明さが懸念されます。それよりも、些細なことであれ具体的なことが決まり交渉が進展してくれた方が市場参加者としては次の一手を打ちやすくなるため歓迎されるからです。
ユーロ円とポンド円については、取引方針を買いに転換しても良さそうですが、ドル円はまだ思い切って買い注文を入れにくい環境です。
106.40円を超えてくるか、ドル円相場をここから注視していきたいですね。
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