【2018年4月2週目】海外FX取引戦略

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先週金曜はアメリカ雇用統計が発表されましたが、期待外れの結果となってしまいましたね。。。一連の結果は以下の通りです。

・失業率：4.1%（市場予想4.1%）
・非農業部門雇用者数：前月比+10.3万人（市場予想+17.8～+19.3万人）
・平均時給：前月比+0.3%（市場予想+0.2%）

水曜日に発表されたADP全米雇用レポートは、市場予想+20.5万人に対して+24.1万人という好結果だった分、雇用者数の伸びの減速がドル売りを招きました。ドル高も株高もちょっとひと段落した感じで、先週はクローズを迎えました。今週の相場はどうなるのでしょうか？

まずは、今週発表予定の重要イベント・指標から見ていきましょう。

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今週発表される重要指標

今週これから発表される重要指標・イベントをざっとまとめてみます。

4/9（月）
・日本時間8:50　日本2月国際収支・経常収支（結果2.076兆円　市場予想2.196兆円）
・日本時間15:00　独2月貿易収支（市場予想200億ユーロ）
・日本時間22:00　コンスタンシオECB副総裁発言
・日本時間25:45　プラートECB理事発言

4/10（火）
・日本時間17:30　ダラス連銀総裁講演
・日本時間18:30　ハルデーンBOE金融政策委員発言
・日本時間21:30　米3月生産者物価指数（市場予想前月+0.1%）
・日本時間21:30　米3月PPI（市場予想前月比+0.1%）

4/11（水）
・日本時間08:50　日本2月機械受注（市場予想前月比-2.5%）
・日本時間17:30　英2月鉱工業生産指数（市場予想前月比+0.4%）
・日本時間17:30　英2月製造業生産指数（市場予想前月比+0.2%）
・日本時間20:00　ドラギECB総裁発言
・日本時間21:30　米3月CPI（市場予想前月比+0.0%）
・日本時間27:00　米FOMC議事録要旨

4/12（木）
・日本時間09:30　黒田日銀総裁発言
・日本時間18:00　EU2月鉱工業生産（市場予想前月比+0.1%）
・日本時間21:15　クーレECB理事発言
・日本時間21:30　米失業保険申請件数（市場予想23.0万件）
・日本時間25:00　バイトマンBundes Bank総裁発言
・日本時間27:00　カーニーBOE総裁発言

4/13（金）
・日本時間15:00　独3月CPI改定値（市場予想前月比+1.5%）
・日本時間22:00　ダドリーNY連銀総裁講演
・日本時間23:00　米4月ミシガン大学消費者態度指数（市場予想100.6）
・日本時間26:00　ダラス連銀総裁講演

今週は要人発言が多い週となっています。ドル円関連では、ダドリーNY連銀総裁、ダラス連銀総裁など地区連銀総裁の講演があります（黒田日銀総裁定例会見もありますが、それほど新しい情報はないのではないでしょうか？）。ユーロ円はドラギECB総裁の発言が最も重要でしょう。バイトマン氏（Bundes Bank総裁）の発言も影響力ありそうですね。ポンド円についてもカーニーBOE総裁の会見は見逃せません。

経済指標では、FOMC議事録、アメリカ3月CPI、アメリカ3月PPI、イギリス2月製造業指数が相場に影響を与えるものと思われます。