ワールドカップ準決勝が日本時間の7/11(水)と12(木)のAM3時から行われ、フランスとクロアチアが勝利した。
決勝戦は7/15(日)の深夜0時スタートです。
そしてウィンブルドンテニスでは男子シングルスでベスト4を目指して錦織圭がノバク ジョコビッチと対戦したが勝利することは出来なかった。
今回はワールドカップサッカー・ウインブルドンテニスのそれぞれの賞金に注目してみました。
サッカー
2018 FIFAワールドカップ ロシアにおける賞金総額や配分の詳細です。(1米ドル/円=112円換算)
今大会での分配金は過去最高額となる7億9100万ドル(約885億9000万円)で、2014年の前回大会から約40パーセント増と大幅に増えました。
この分配金は4つの項目に分かれていて、各国の連盟やクラブに支払われます。
分配金の半分以上となる4億ドル(約448億円)が成績に応じた賞金に使われ、残りを大会への準備費用、選手を派遣するクラブへの補填、そして選手が大会中に負傷した際の補填として分配されるとの事。
4億ドルの賞金のうち、優勝国が前回より300万ドル増の3800万ドル(約42億6000万円)、準優勝国が2800万ドル(約31億4000万円)、3位が2400万ドル(約26億9000万円)、ベスト8でも1600万ドル(約17億9000万円)を獲得出来ます。
その他は成績に応じて賞金が決まり、最もランクの低いグループステージ敗退国にも800万ドル(約9億円)が支払われます。
また、出場全32カ国には大会準備費として150万ドルが分配される予定で、出場国は最低でも合計950万ドル(約10億6000万円)の分配金が保証されています。
2日の決勝トーナメント1回戦で敗れベストの16の日本でも賞金1200万ドル(約13億4000万円)を受け取れます。
テニス
2018 ウインブルドンテニス(オールイングランド・クラブ)の賞金総額と優勝賞金は?
ウィンブルドン選手権の賞金総額は昨年から7.6%増の3,400万ポンド(約50億3000万円)となりました。(1ポンド/円=148円換算)
因みに過去は、
2011年の大会が1460万ポンド(約21億6000万円)
2016年の大会が2810万ポンド(約41億6000万円)
2017年の大会が3160万ポンド(約46億8000万円)
これを見ると7年前の2011年と比較すると2倍以上、そして2年前よりも20%以上賞金が上がっています。
シングルスの優勝賞金(男女共)も
2015年が188万ポンド (約2億7800万円)
2016年が200万ポンド (約2億9600万円)
2017年が220万ポンド (約3億2600万円)
2018年が225万ポンド (約3億3300万円)
と年々増加しています。
テニスの四大トーナメントは優勝賞金も物凄い金額ですが、トーナメントの1回戦で負けても500万円以上もらえるという点も凄いところです。
ウィンブルドンの賞金がここ6年間で倍以上跳ね上がっていてゴルフのメジャー大会の優勝金額と比べても倍近くあります。テニス人気と優勝までの拘束日数も影響しているのでしょう。
参考までに他のグランドスラム大会を見てみると、
1月の全豪オープンは5,500万豪ドル(約45億6000万円)(1豪ドル/円=83円換算)
5月の全仏オープンは3600万ユーロ (約47億2000万円)(1ユーロ/円=131円換算)
8月の全米オープンは5040万ドル (約56億5000万円)(1米ドル/円=112円換算)
※全米オープンは昨年の賞金総額です
賞金総額では全米オープンが一番高いですが、この数字は2017年のものなので、今年はさらに増えることでしょう。テニスは毎年賞金が増えているのはスゴイことです。
しかしテニスの賞金が高いと思われがちですが、ゴルフと比べて選手寿命が短い上、野球のように活躍しなくてもお金がもらえる複数年契約もない、実力のみです。
(但し、有名選手ともなると、スポンサー・CM契約などの副収入の方が格段に多くなるケースが多い様です)