先週はアメリカ独立記念日がありましたが、ドル円など通貨ペア以外は比較的動きましたね。
前回のブログ記事でお伝えしたように、アメリカがついに中国からの輸入品340億ドルに対して追加関税を発動させました。同日、中国政府も報復関税を実施させ、両国の貿易摩擦は深刻さを増し始めています。
中国が対米報復関税発動 大豆・自動車など545品目 |日本経済新聞
今週はトランプ大統領の欧州訪が7/10から予定されています。EUとも貿易摩擦が懸案材料となっており、今週もこのニュースで相場が動きそうですね。
さっそく、今週発表予定の重要イベント・指標を見ていきます。
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今週発表される重要指標
今週これから発表される重要指標・イベントをざっとまとめてみます。
7/9(月)
・日本時間20:00 オーストリア中銀総裁発言
・日本時間22:00 ドラギECB総裁議会証言
・日本時間22:15 ミネアポリス連銀総裁あいさつ
7/10(火)
・日本時間17:00 イタリア中銀総裁講演
・日本時間17:30 英5月鉱工業生産指数(市場予想前月比+0.5%)
・日本時間17:30 英5月製造業生産指数(市場予想前月比+0.8%)
・日本時間18:00 独7月ZEW景況感調査(市場予想-18.5)
・日本時間18:00 EU7月ZEW景況感調査
7/11(水)
・日本時間08:50 日本5月機械受注(市場予想前月比-5.0%減)
・日本時間16:00 ドラギECB総裁発言
・日本時間21:30 米6月PPI(市場予想前月比+0.2%)
・日本時間24:35 カーニーBOE総裁発言
・日本時間26:00 米10年国債入札
・日本時間29:30 ウィリアムズNY連銀総裁発言
7/12(木)
・日本時間15:00 独6月消費者物価指数改定値(市場予想前月比+0.1%)
・日本時間15:45 仏6月消費者物価指数改定値(市場予想前月比+0.1%)
・日本時間18:00 EU5月鉱工業生産(市場予想前月比+1.2%)
・日本時間21:30 米6月消費者物価指数(市場予想前月比+0.2%)
・日本時間21:30 ミネアポリス連銀総裁講演
・日本時間21:30 フィラデルフィア連銀総裁発言
7/13(金)
・日本時間23:00 ミシガン大学消費者態度指数(市場予想98.0)
・日本時間25:30 アトランタ連銀総裁講演
今週はEU圏の要人発言と指標発表が集中しています。ドラギECB総裁、オーストリア中銀総裁、イタリア中銀総裁の発言が予定されています。ZEW景気予想と消費者物価指数がとりわけ重要な指標です。
ドル円については、各地区連銀総裁発言があります。FOMCメンバーであるNY連銀とアトランタ連銀の両総裁発言がとりわけ重要となります。その他、10年物国債入札と消費者物価指数もチェックしておきたいところ。
ポンド円は今週もカーニーBOE総裁発言が11日に予定されております。鉱工業生産と製造業生産も多少相場に影響を与えるものと思われます。
ドル円
先週のドル円は独立記念日ウィークのため、週後半になるにつれてドル円市場は閑散に。
月末の実需筋によるドル買いの流れを引き継いでスタートし一時111円台に乗せましたが、独立記念日前のポジション調整と利益確定売りでじわじわと下落。。110.30円を底に買い支えが入りますが、アメリカ勢がお休みのため反応は弱めでした。
6月ADP全米雇用レポート+17.7万人(は市場予想+19.0万人)と弱い結果でしたが、本番の雇用統計は非農業部門雇用者数:+21.3万人(市場予想+19.5万人)と意外に良い数字。しかし、失業率4.0%(市場予想3.8%)、平均時給+0.2%(素性予想+0.3%)と中途半端な結果だったため、110.40円まで下落します。アメリカ時間の参加者が少なかったため、大きな下げにはなりませんでした。
消費者物価指数と国債入札の発表がありますが、今週も貿易摩擦に関する報道が取引材料になる可能性が高いです。引き続き、各種報道をチェックしていきましょう。
今週の取引方針は中立とします。買いの場合、エントリーは110.33円、利食いは110.65円、損切りは110.15円とします。売りの場合には、110.85円でエントリー、利食いは111.30円、111.20円で損切と設定します。
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ユーロ円
先週のユーロ円はECB利上げへの期待が高まり、大きく上昇しました。
移民・難民問題合意を受けたユーロ買いの勢いは週明けから続き、129.56円に乗せました。利益確定売りが入りますが、ECB要人が早期利上げを示唆したため、金曜クローズまでさらに買いが進みます。
メルケル独首相と内相の対立が解消したこともユーロ買いに一役買ったことは間違いありません。
メルケル独連立政権が難民政策巡る対立解消-内相留任へ|ブルームバーグ
上述したように、今週からトランプ大統領の欧州訪問が開始されます。<span="bold">EUとの貿易摩擦も当然議題に上るはずで、何かしらの妥協案や解決案がまとまらなければ、ユーロ円の下落は避けられないでしょう。
今週の取引方針は買いです。引き続き押し目買いを継続していきます。129.45円で買いエントリー、利食いは129.80円、損切りは128.18円にそれぞれ設定します。
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ポンド円
先週のポンド円はカーニー総裁発言が材料となり、買いが進んでいます。
先週のカーニー総裁の発言はなかなかに強気。景気の先行きについての強気な見通しと8月利上げの示唆を受けて、ポンド円は上昇トレンドを加速しています。ユーロ円の引き続きの上昇もポンド円相場に好影響を与えていると思われます。
ブレグジットの路線対立が見られていたイギリス政府内で、メイ首相のソフトブレグジット案が受け入れられたため、政治リスクもひとまず後退しており買いの勢いはしばらく続くでしょう。
今週のポンド円の方針は買いです。エントリーは146.50円、利食いは146.95円、損切りは146.15円とします。
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以上、ドル円、ユーロ円、ポンド円についてトレード戦略を考えてみました。あくまでも筆者の個人的な見解なので、参考程度でご活用ください。
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