台風が日本に接近していますが、報道を見る限りだと西日本に上陸するそうですね。この前豪雨被害があったばかりですし、何もないことを祈るばかりです。
そういえばこの週末はフジロックがありましたね。今年はyoutubeで配信をしていて海外からも観れたので非常に嬉しかったです！これは素晴らしい試みなので、是非来年以降も継続してほしい限りです。贅沢を言えば、有料でも良いのでヘッドライナーのパフォーマンスも配信してほしかったかなぁと（笑）
さて、前回の記事で説明したように、クロス円通貨ペアは円高進行になっています。トランプ大統領のドル高批判だけでなく、日銀の金融政策に関する報道が円買いに拍車を掛けている印象です。
世界的にサマーバケーション時期に突入しつつありますが、今年の夏も「夏枯れ相場」になるのでしょうか。。。まずは、今週発表予定の重要イベント・指標を見ていきましょう。
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今週発表される重要指標
今週これから発表される重要指標・イベントをざっとまとめてみます。
7/30（月）
・日本時間18:00 EU7月経済信頼感（市場予想112.0）
・日本時間18:00 EU7月消費者信頼感（市場予想-0.6）
・日本時間21:00 独7月消費者信頼感（市場予想前月比+0.4%）
・日本時間23:00 米6月住宅販売保留指数（市場予想前月比+0.1%）
7/31（火）
・日銀展望レポート
・日銀政策金利発表
・日本時間08:30 日6月失業率（市場予想2.3%）
・日本時間08:30 日6月有効求人倍率（市場予想1.60）
・日本時間15:30 黒田日銀総裁記者会見
・日本時間16:55 独7月失業率（市場予想5.2%）
・日本時間16:55 独7月失業者数（市場予想前月比-1.0万人）
・日本時間18:00 EU7月消費者物価指数（市場予想前年同月比+2.0%）
・日本時間18:00 EU2018年Q2GDP（市場予想前年同期比+2.2%）
・日本時間18:00 EU6月失業率（市場予想8.3%）
・日本時間21:30 米6月個人消費支出（市場予想前月比+0.4%）
・日本時間21:30 米6月個人所得（市場予想前月比+0.4%）
・日本時間22:00 米5月ケース&シラー住宅価格指数（市場予想前月比+6.4%）
・日本時間23:00 米7月消費者信頼感指数（市場予想126.5）
8/1（水）
・日本時間16:55 独7月製造業PMI改定値（市場予想57.3）
・日本時間17:00 EU7月製造業PMI改定値（市場予想55.1）
・日本時間17:30 英7月製造業PMI（市場予想54.2）
・日本時間21:15 7月ADP全米雇用レポート（市場予想前月比+18.3万人）
・日本時間22:45 米7月製造業PMI改定値（市場予想55.5）
・日本時間23:00 米7月ISM製造業景況指数（市場予想59.2）
・日本時間27:00 FOMC政策金利発表（市場予想1.75～2.00%）
8/2（木）
・日本時間10:30 雨宮日銀副総裁講演
・日本時間18:00 EU6月卸売物価指数（市場予想前月比+0.3%）
・日本時間20:00 英BOE政策金利発表（市場予想0.75%）
・日本時間20:00 英BOE資産買い取りプログラム規模（市場予想4,350億ポンド）
・日本時間20:00 英MPC議事要旨
8/3（金）
・日本時間08:55 日銀金融政策決定会合議事要旨
・日本時間16:55 独7月サービス部門PMI改定値（市場予想54.4）
・日本時間17:00 EU7月サービス部門PMI改定値（市場予想54.4）
・日本時間17:30 英7月サービス部門PMI改定値（市場予想54.7）
・日本時間18:00 EU6月小売売上高（市場予想前月比+0.4%）
・日本時間21:30 米7月非農業部門雇用者数（市場予想前月比+19.5万人）
・日本時間21:30 米7月失業率（市場予想3.9%）
・日本時間21:30 米7月平均時給（市場予想前月比+0.3%）
・日本時間22:45 米7月サービス部門PMI改定値（市場予想56.2）
・日本時間23:00 米7月ISM非製造業景況指数（市場予想58.6）
今週は経済指標・イベントが豊作です。何と言っても一番重要なのは、金曜日に発表されるアメリカ雇用統計でしょう！アメリカ経済の力強さが確認できれば、再びドル円が上昇するのではと個人的に期待しています。
中銀関係のイベントも多く、まずは火曜に日銀展望レポート、日銀政策金利発表、黒田総裁会見があります。事前に報道された長期金利誘導目標など新しい金融政策についての発言が焦点となります。英BOEでもMPCが開催され、政策金利等が発表されます。あまり良いニュースが入ってこないポンドにとってプラスの結果になるか楽しみです。
その他の経済指標では、欧米のPMI改訂値、日本の失業率&有効求人倍率、アメリカのISM景況指数が注目すべきものとなります。 盛り沢山ですが、しっかりとチェックしていきましょう。
ドル円
先週のドル円は、上は111.50円、下は110.60円のレンジで推移し、動きがゆったりとしていた印象です。
日銀金融政策決定会合を前にした関連報道や長期金利の上昇により、円が買われる展開が続いています。
明日の金融政策決定会合終了後、黒田総裁の会見で今後の方針について情報が出ると思われ、内容次第では円安にも円高にも動きそうです。もちろん、8/3（金）のアメリカ雇用統計もドル円を動かす重要イベントですので見逃せません。
今週の取引方針は中立とします。雇用統計や日銀会合など展開が読めないイベントが続くため、このように判断しました。111.30円まで上がったら軽く売ってみようと思います。利食いは110.90円、損切りは111.65円とします。
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ユーロ円
ユーロ円も引き続き下落が続き、ついに130円割れとなりました。
先週ワシントンにて、トランプ大統領とユンケル欧州委員長が会談をし、貿易交渉開始で合意したものの、ユーロ円は特に反応しませんでした。。それだけ、先週は円買い圧力が強かったということでしょうか。
今週のユーロはPMI、消費者信頼感、GDP、ドイツ雇用統計と経済指標が立て続いています。ユーロ買いにつながるか気になるところです。
今週の取引方針は売りを継続します。130.00円で売りエントリー、利食いは129.60円、損切りは130.40円にそれぞれ設定します。現在ユーロ円は時間足で底を打ったように見えるので、130円に戻すまでのタイミングで買ってみるもの良さそうですね。
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ポンド円
ポンド円も先週は一貫して下落が続きました。
ブレグジット交渉の目安とされる10月が近づく中、メイ首相が交渉の手綱を握っていくことが発表されましたが、市場ではとくに買い材料とみなされませんでした。
ポンド関係では、BOEの政策金利発表と資産買い取りプログラム規模発表が木曜日に予定されています。市場予想では、25ベーシスポイント（0.25%）だけね上げられるという見方で一致しています。これが実現したら、短期的にポンドは買われるでしょうね。
今週の取引方針はBOEイベントが不透明なため、中立とします。売りの場合は146.10円でエントリー、145.65円で利食い、146.50で損切り、と設定します。買いの場合は145.60円でエントリーし、146.00円で利食い、損切りは145.20円としてみます。
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以上、ドル円、ユーロ円、ポンド円についてトレード戦略を考えてみました。あくまでも筆者の個人的な見解なので、参考程度でご活用ください。
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