先週もクロス円通貨ペアはそれぞれ特徴がありつつも、動きが見られました。
ドル円は週を通して上がり調子。FOMCと為替報告書がリスク回避を後退させました。ユーロとポンドは先週のEU首脳会議が焦点に。このイベントに関するニュースアップデートが出る度に、上がったり下がったりのレンジ展開に。
「ドル買いの勢いは継続するのか?」「ブレグジットに進展はあるか?」が気になるポイントですね。
まずは、今週発表予定の重要イベント・指標を見ていきましょう。
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今週発表される重要指標
今週これから発表される重要指標・イベントをざっとまとめてみます。
10/22(月)
・日本時間13:30 白川前日銀総裁講演
・日本時間14:00 10月日銀金融システムレポート
10/23(火)
・日本時間22:30 米10月リッチモンド連銀製造業指数(市場予想24)
・日本時間23:00 EU10月消費者信頼感(市場予想-3.2)
・日本時間24:20 カーニーBOE総裁講演
・日本時間26:30 アトランタ連銀総裁講演
・日本時間27:15 ダラス連銀総裁講演
10/24(水)
・日本時間16:15 仏10月製造業PMI(市場予想52.4)
・日本時間16:15 仏10月サービス業PMI(市場予想54.7)
・日本時間16:30 独10月製造業PMI(市場予想53.5)
・日本時間16:30 独10月サービス業PMI(市場予想55.5)
・日本時間17:00 EU10月製造業PMI(市場予想53.0)
・日本時間17:00 EU10月サービス業PMI(市場予想54.5)
・日本時間22:45 米10月製造業PMI(市場予想55.5)
・日本時間22:45 米10月サービス業PMI(市場予想54.0)
・日本時間23:00 米9月新築住宅販売件数(市場予想年率換算62.5万件)
・日本時間26:10 クリーブランド連銀総裁講演
・日本時間27:00 アトランタ連銀総裁講演
・日本時間27:00 ベージュブック
10/25(木)
・日本時間10:10 若田部日銀副総裁講演
・日本時間17:00 独10月IFO企業景況感指数(市場予想103.1)
・日本時間20:45 ECB理事会後、政策金利発表(市場予想0.00%)
・日本時間21:30 ドラギECB総裁記者会見
・日本時間25:15 クラリダFRB副議長講演
10/26(金)
・日本時間06:30 クリーブランド連銀総裁講演
・日本時間21:30 米2018年Q3実質GDP(市場予想前期比年率+3.4%)
・日本時間23:00 米10月ミシガン大学消費者態度指数(市場予想99.0)
・日本時間23:00 ドラギECB総裁発言
今週はカーニー総裁発言(23日)、ベージュブック(24日)、ECB理事会とその後のドラギ総裁記者会見(25日)、アメリカGDP(26日)、ドラギ総裁発言(26日)がとりわけ重要なイベント・指標となります。
そのほか、FRB地区連銀総裁講演、欧米各国のPMIも比較的重要であると思われます。
ドル円
先週のドル円は、ゆっくりとしたペースで2週間前に下げた分を取り戻すように底を打ちました。
中国株安が一服したことが先週のドル買いの発端となりました。途中調整を挟みながらも上昇ペースを維持。水曜日NY時間にFOMC議事録が公開されると、トランプ大統領による度重なるFRB批判にもかかわらず、利上げ方針の強さが確認されたことが好感されました。一時、112.70円まで上昇します。米財務省が為替報告書において、中国を為替操作国として認定しなかったこともドル買いを支えました。
サウジアラビア情勢、「為替条項を日米貿易交渉に含める」とのムニューシン財務相の発言が原因で、木曜に112円割れを起こましたが、反転して11.50円台でクローズを迎えます。
現在は先週からのドル買いを引き継いでいますが、日米ともに株式が下落したままであることが不安視されます。トレンドが変わりやすい傾向にありますので、チャートはこまめに確認していきましょう。
今週の取引戦略は中立とします。買いエントリーをするなら、112.30円。112.65円、112.05円に利食いと損切をそれぞれ置きます。売る場合、112.80円でエントリー。利食いは112.35円、損切りは113.05円に設定します。
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ユーロ円
ユーロ円は引き続き、大きなレンジ相場が掲載されています。
イタリア政府が19年予算を欧州委員会に提出しましたが、欧州委員会はその内容に不服の様子。同国の財政問題は先週解決を観ることはできませんでした。
イタリア予算案、財政規律への「前例ない」違反 EUが通達|ロイター
また、17~18日にブリュッセルで開催されたEU首脳会議では、ブレグジット交渉が大詰めを迎えましたが、英領北アイルランドの扱いにについて、EU・英の間で解決策で合意を見出すことはできませんでした。
悪いことに、11月に開催予定だった臨時首脳会談も延期に。来年3月の円滑なEU離脱を実現するためには、クリスマス直前での合意が不可欠となります。
英離脱交渉「クリスマスまでに合意を」EU交渉官 |日本経済新聞
これに加えて、独バイエルン州で与党が大きく議席を下げたことも懸念され、ユーロ売りの要因となっています。ネガティブニュースで下げ、少し買われてまた下げる。。。という流れです。
今週のユーロ円に関しては、ECB理事会とドラギ総裁会見が重要ですね。イタリア財政問題について、何らかの発言があった場合、相場は敏感に反応するものと見られます。
今週の取引方針は買い材料がないため売りとします。129.85円で売りエントリー、利食いは129.25円、損切りは130.15円にそれぞれ設定します。
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ポンド円
先週のポンド円はユーロ円同様、報道に左右される展開となりました。
週前半はそれまでの下げを取り戻すように買われていましたが、上述の通りEU首脳会議のアップデートが流れ始めると、148.305円を天井に売られ始めました。結局アイルランド国境問題が未解決、ブレグジット交渉が合意できなかったことが明らかになり、145.72円まで2円近く投げ売りに。
この水準は売られ過ぎであるため、ポンドは買い戻されていますが、積極的にポンドを買い進める材料がありません。今週もカーニーBOE総裁の発言がありますが、BOEの金融政策に関する話題はブレグジットと比較すると、相対的に注目度が下がっており、市場の反応は大きくないのではないでしょうか。
今週の取引方針は買い材料がないため、売りを継続します。147.50円で売りエントリー。利食いは146.75円、損切りは147.80円、と設定します。
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以上、ドル円、ユーロ円、ポンド円についてトレード戦略を考えてみました。あくまでも筆者の個人的な見解なので、参考程度でご活用ください。
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