先週も主要通貨ペアの相場が大きく動きました。EU離脱代替案、米政府機関閉鎖、米中貿易摩擦、など政治イベントが市場の動きをけん引した印象です。
今週は1日が2月第一金曜で米国雇用統計が発表され、さらにドル相場が動くこと必至です。
それでは、今週発表される重要指標・イベントからご紹介していきます。
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今週発表される重要指標
今週これから発表される重要指標・イベントをざっとまとめてみます。
1/28(月)
・日本時間08:50 日銀金融政策決定会合議事録
・日本時間23:00 ドラギECB総裁発言
・日本時間23:30 カーニーBOE総裁発言
1/29(火)
・FOMC(~30日)
・日本時間23:00 米11月ケース・シラー米住宅価格指数(市場予想前年同月比+4.9%)
・日本時間24:00 米1月消費者信頼感指数(市場予想124.6)
・英議会、EU離脱修正案審議
1/30(水)
・日本時間19:00 EU1月経済信頼感(市場予想106.9)
・日本時間22:00 独1月CPI(市場予想前月比-0.8%)
・日本時間22:15 米1月ADP雇用統計(市場予想前月比+18.0万人)
・日本時間22:30 米2018Q4実質GDP(市場予想前期比+2.6%)
・日本時間28:00 FOMC終了後、政策金利発表(市場予想2.25~2.50%)
・日本時間28:30 パウエルFRB議長会見
・中国副首相訪米、貿易協議(~31日)
・米中閣僚級通商協議
1/31(木)
・日本時間08:50 日12月鉱工業生産(市場予想前月比-0.5%)
・日本時間10:30 雨宮日銀副総裁発言
・日本時間16:00 独12月小売売上高指数(市場予想前月比-0.5%)
・日本時間17:00 クーレECB理事講演
・日本時間17:55 独1月失業率(市場予想5.0%)
・日本時間19:00 EU12月失業率(市場予想7.9%)
・日本時間19:00 EU2018Q4GDP(市場予想前期比+0.2%)
・日本時間19:15 メルシュECB理事講演
・日本時間22:30 米2018Q4四半期雇用コスト指数(市場予想前期比+0.8%)
・日本時間22:30 米12月個人消費支出(市場予想前年同月比+1.7%)
2/1(金)
・日本時間08:30 日12月失業率(市場予想2.5%)
・日本時間08:30 日12月有効求人倍率(市場予想1.63)
・日本時間17:55 独1月製造業PMI改定値(市場予想49.9)
・日本時間18:00 EU1月製造業PMI改定値(市場予想50.5)
・日本時間18:30 英1月製造業PMI改定値(市場予想53.5)
・日本時間19:00 EU1月HICP(市場予想前年同月比+1.4%)
・日本時間22:30 米1月非農業部門雇用者数(市場予想前月比+16.0万人)
・日本時間22:30 米1月平均時給(市場予想前月比+0.3%)
・日本時間22:30 米1月失業率(市場予想3.9%)
・日本時間24:00 米1月ISM製造業景況指数(市場予想54.3)
繰り返しになりますが、今週は1日(金)に米国雇用統計が発表されます。連邦政府予算問題が一旦収束したドルは、米中通商協議と併せて雇用統計も格好の売買材料となるはずです。30日(水)に発表されるADP雇用統計に相場が反応するケースもあるので、ご注意を。
国際政治関連では、30日(水)から31日(木)にかけて中国副首相と通商担当閣僚が訪米します。米中貿易摩擦の解消に進展が期待されます。さらに、明日29日(火)は英議会にて複数のEU離脱代替案・修正案が審議・採決される見通しです。引き続きポンド相場は騒がしくなりそうです。
アングル:英国のEU離脱代替案、29日議会採決までの流れ|ロイター
先週ハト派発言でユーロを押し下げたドラギECB総裁が今週も発言をします。火消し発言をするのか、それとも先週と同じ内容となるか。。。その他の経済指標としては、米Q4GDP(30日)、米FOMC&パウエル議長発言(30日)、EU失業率(31日)、EUQ4GDP(31日)、米雇用消費支出(31日)、日失業率(1日)、米ISM製造業(1日)が発表予定となっています。
ドル円
先週のドル円は、決定的な材料に欠け停滞感が感じられました。
州の大半の値動きが109.30~109.90円のレンジで推移。23日に一時的に110円に乗せる動きが見られましたが、定着できずなかなか方向感を見いだせない展開でした。
25日までスイスで開催されたダボス会議はアメリカ代表の派遣見送りにより、取引材料を提供することなく全日程を消化。市場からは完全スルーでした。PMIなど指標も無難な結果だったため、ドルは上下のレンジをブレイクすることが出来ず、スイングトレードをされている方には儲けにくい1週間だったかもしれません。
先月から懸念材料となっていた連邦政府閉鎖の問題は、25日についにトランプ大統領が譲歩。3週間のつなぎ予算が可決されました。
米上院、3週間のつなぎ予算を可決 政府閉鎖解除へ|ロイター
市場は好感してドル買いか、と期待しましたが取引は軟調。。。肩透かし気味で109.53円でクローズとなりました。さて、今週のドル円取引戦略ですが、中立とします。アメリカ雇用統計を金曜に控えるため、相場が上下どちらに動いても注文を出せるように、ポジションは身軽にしておきたいですね。
足元では売りが優勢ですので、109.15円で軽く買ってみるのも一興かと。その場合の利食いは109.65円、損切りは108.90円に設定します。
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ユーロ円
先週のマーケットの主役はユーロ、と言っていいほどユーロ円には大きな動きが観測されました。
週前半にはメイ首相の「EU離脱期限の延長目指さない」との表明で、ユーロにも巻き込み売りが。124.10円まで下げると、割安感から買いが入ります。21日オープン時の水準まで戻すと揉み合いに。
相場の流れを変えたのはドラギECB総裁のハト派発言でした。
ドラギECB総裁、景気見通しを警告ーリスクは下方向に転じた|ブルームバーグ
ユーロ圏の経済見通しの下方修正を示唆したため、ユーロに売りが集中。124円を割り123.80円で底を打ちました。下げた分の買戻しだけでなく、EU離脱案に関して楽観的な情報が出たこともユーロ買いを誘ったと思われます。
ECB要人発言が今週はドラギ総裁(28日)、クーレ、メルシュ両ECB理事(31日)と相次ぎます。ハト派発言が集中する場合、さらにユーロは売られる可能性が生じます。EU離脱のニュースと併せて、注意を払っておきましょう。
今週のユーロ円取引戦略は中立とします。125.10円まで上げたら売りエントリー、利食いは124.70円、損切りは125.30円に。逆に124.68円まで下げた場合には買いエントリー、125.09円、124.40円にそれぞれ利食いと損切りを設定します。
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ポンド円
先週のポンド円はEU離脱が足を引っ張ったものの、予想外に値を伸ばしました。
21日の英議会にて、メイ首相が2度目の国民投票実施やEU離脱時期の延長を否定したことで、一時下げましたが、ポンドには買いが集まります。
やはり、市場には「最終的に何とか上手く収まるだろう」という楽観論が強く根付いているようです。とりわけ、24日に閣外与党である民主統一党がEU離脱代替案への条件付き支持を表明したとの報道が出たことも、ポンド買いを後押ししています。
メイ首相の離脱案、英DUPが支持と報道|ブルームバーグ
ポンド円はこの報道により、2か月ぶりに一時144.82円に達し、金曜クローズを迎えました。週明け月曜も底堅さを見せており、144.20円台を維持しています。今週のポンド円取引戦略は買いとします。143.75円まで下がってきたら買いエントリーを、利食いは144.60円、損切りは143.45円とします。
今週は29日にメイ首相、与野党がそれぞれ提出したEU離脱代替案が議会にて審議・採決される予定です。この結果も今週のポンド相場に大きな影響を与えるでしょう。
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以上、ドル円、ユーロ円、ポンド円についてトレード戦略を考えてみました。あくまでも筆者の個人的な見解なので、参考程度でご活用ください。
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