「2月~3月相場の特徴」とVIX指数

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2月も半分が過ぎようとしています。

今日はバレンタインデー。世の中ではチョコレートが行き交うのでしょうが。。。

株式は今日くらいまでで、日本の3月決算企業の第3四半期決算の発表もほぼ終わりました。

また、中国春節で、来日中国人の日本円買いの需要はどの位あり、どの程度内需の消費に貢献してくれたのでしょうか。


今回は世間で一般的に言われている「2月~3月相場の特徴」とVIX指数についての一考察です。

為替

日本では3月と9月、レパトリエーション(repatriation)「レパトリ」が行なわれます。(海外に投資していた資金を決算向けに日本にもどす)

例として、海外に子会社や関連会社を保有し、3月末の決算対策に外貨建て資産の売却で円資金にすることです。ドル売り円買が発生することで、潜在的に円高要因になり得ます。

但し、このアクションは毎年行われている為、織り込み済みで為替への影響は限定的な物になる場合が多いです。

日本株

例年、1月から3月にかけては買われやすく、4月中旬に一旦高値をつけ、4月末のゴールデンウィーク前に調整が入ることが多いとされています。

2月、「ニッパチ(2月・8月)」は昔から季節の大きな変わり目(2月は冬から春、8月は夏から秋)にあたり、季節商品の在庫も売れにくくなり、需要も減少してしまいます。

マーケットも比較的閑散相場になるとされています。その結果、株価は堅調に推移し、株の格言で言うと、「閑散相場に売りは無し」なのでしょうか。

株式は、日本では多くの企業が3月末決算の為、配当金の権利狙いや大株主の構成変化などの神経質な動きも幾つかの銘柄で見受けられます。

また、2月3月は「持ち合い解消売り」が出やすいとされ、好業績で3月以降に昨年来の高値をつけた企業などの株価にも注目されます。


VIX指数

恐怖指数( volatility index, VIX)とも呼ばれ、シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出、公表している指数です。

数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされています。1993年から発表され通常は、10から20の間で推移するとされています。

VIX指数

過去5年のS&P500のVIX指数のチャートでみると、レンジは、9から42でした。

2015年秋に41、2018年1月に37、2018年12月に36を記録しました。この間でも瞬間的には60を超えた時もありました。2017年は年間で9から16と安定した数値でした。

過去2年間の日経VIX指数をみてみると、レンジは10から38での推移でした。2018年1月に38、2018年12月に36、2017年は10から16のレンジ、2018年は10から38のレンジでした。

結論から言うと、VIX指数の10から15は買い(大きく見れば10%台は買い、30%以上は売り)と言えるのではないでしょうか。

60以上になった時は買ってもかなりの確率で損はしなので、友人は指数が大きく上にはねた時を狙って売り(ショート)、マーケットが落ち着いた頃に買い戻しでかなり良い思いをしていた様でした。

トレーディングの機会は少ないけれどリスクの小さい取引をやってました。

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取引にあたってはストップロス・ポジションの額を常に念頭に置き、大切な資金ですから取引には細心の注意をしていきましょう。

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