過去のマーケットを振り返ってみました

過去のマーケットを少々振り返ってみました。

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早いもので、今日2019年3月7日で2011年3月11日の東日本大震災発生からから

2918日、416週と6日、95ヶ月27日、7年11ヶ月27日です。

あの瞬間、特に関東から東北に居られた方々はどうされてましたか?

小生は新橋にある42階建ての10階にいました。凄い横揺れ、近くのヤクルトホールがおもちゃの様に揺れ、東京タワーてっぺんのアンテナが曲がってました。

この8年間の日本を簡単に経済面(特に株式の面から)から日経平均の推移と出来事をふりかえってみると、

日経平均過去の推移(大発会(1月の最初についた株価)、大納会(12月の最後についた株価)と、その年度の最高値・最安値、その当時にあった出来事を簡単に)

                年間騰落率     大発会始値       大納会終値         年間最高値           年間最安値

2019年                 19,655.13円             

2018年          13.26%     23,073.73円     20,014.77円     24,448.07円      18,948.58円
1月コインチェックの仮想通貨流出。9月北海道地震でブラックアウト。

2017年          17.96%   19,298.68円      22,764.94円     23,382.15円      18,224.68円
1月トランプ大統領誕生。6月バブル後の高値を更新。

2016年            1.57%   18,818.58円      19,114.37円      19,592.9円       14,864.01円
11月9日 米大統領選にてトランプ氏が勝利。

2015年            9.86%   17,325.68円       19,033.71円     20,952.71円     16,592.57円
4月10日 15年ぶりに日経平均が2万円台を回復。

2014年             8.07%  16147.54円         17,450.77円    18,030.83円     13,885.11円
4月 消費税が8%に。

2013年            53.63%  10,604.50円       16,291.31円      16,320.22円   10,398.61円
「アベノミクス」により円安・株高に。7月21日参院選の結果、自公過半数でねじれ解消。

2012年            21.59%    8,549.54円        10,395.18円      10,433.63円     8,238.96円
12月26日 第二次安倍内閣政権始動。(自民党の圧勝)

2011年            18.32%      10,352.19円         8,455.35円      10,891.60円      8,135.79円
3月11日 東日本大震災発生。

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また、干支「亥(イノシシ)年」からみた過去5回(60年間)の株式相場をみると、

1959年(昭和34年)、1971年(昭和46年)、1983年(昭和58年)、1995年(平成7年)、2007年(平成19年)の5回を見ると、2007年を除けば各年とも終値は前年末から上昇して終わっていました。

上昇した年を勝ち、下落した年を負けとすると4勝1敗の勝率8割で、上昇率は4位でした。

2019年の「亥年」も2ヶ月が過ぎました。今年の亥年の相場は名前のとおり「猪突猛進」というようになってくれるのでしょうか。

相場の世界では干支にちなんだ格言が多くあります。卯年は「跳ねる(はねる)」と言い、亥年の相場格言は「固まる(かたまる)」です。

小幅な、小さな値動きにとどまる、という解釈で、干支別の日経平均をみると、相場が上がりやすい年と言えます。

過去の亥年の出来事を振り返ってみると、

1971年にはニクソン・ショックがあり、1995年には阪神大震災、2007年には翌年2008年秋のリーマン・ショックにつながるサブプライムローン問題の表面化などが起きています。

歴史的な出来事が多い亥年ですが、株式相場を見ると総じて堅調だったと言えます。

干支別では83%で同率首位の「申」「酉」に続き、3位でした。

過去の実績値で見た「平均騰落率」を干支別に見ても、亥年は上昇率の上位に入っています。トップは辰年の28.0%で、子年(23.8%)、卯年(16.4%)と続き、僅差で亥年(16.2%)が4位でした。

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2019年3月以降の主なイベントとしては、

3月1日 米中貿易協議(交渉継続で期限延期)

3月29日 英国がEU離脱(EU時間30日午前0時)

4月1日 新元号を決定・公表 

4月30日 天皇陛下の退位 5月1日皇太子さまの即位

6月28日 G20サミット(20カ国・地域)首脳会議(大阪)

8月24日 G7(7カ国・地域)首脳会議(仏ビアリッツ)

10月1日 日本の消費税10%に引き上げ予定

先ずは英国のEU離脱における英ポンドの値動きには目が離せません。

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過去の円高の歴史(過去に発生した超円高イベント

1973年2月からの変動相場制移行

↓12年後

1985年9月22日プラザ合意

↓12年後

1997年7月タイから始まったアジア通貨危機

↓10年後

2007年8月パリバショックからのサブプライム~2008年9月15日リーマンショック

↓12年後?

2019~20年 米国発のリスクオフ?/新興国通貨安?/ユーロ危機?

米ドル/円為替レートの歴史を振り返ると、今までは10~12年ごとに、大きく円高となるイベントが起きていました。

こうした、節目となる過去のイベントから逆算した場合、今後の見通しとしては、2008年から10年後となった2018年から12年後となる2020年の間に、大きく円高となるイベントが起きる可能性があるのです。

そして、この期間に大きな円高イベントが起こった場合は、さらに10~12年後となる2029年~2031年頃に、また大きく円高になるイベントが発生する可能性があるとされてますが。。。

結論から言うと、2019年は株式が堅調に推移する中で上昇し、為替は円高に向け動き出す1年になるのでしょうか?

年明け2020年の正月に日経・為替はどうなっているか楽しみです。。。「来年の話をすると鬼が笑いますかね。。。」

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