トランプ大統領のツイートにより、FX市場では一層リスク回避が強まっています。米中貿易摩擦が泥沼化している中、30日未明、トランプ氏はメキシコからの不法移民問題が解決しないことを「米国への脅威」とし、「メキシコからの輸入品への関税を5%に引き上げ、段階的に引き上げていく」と宣言。
この発表を受けて、主要通貨で円高が進んでいます。詳しくは各通貨ペアの取引戦略でご説明します。
まずは、今週の経済イベントを見ていきましょう。
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今週発表される重要指標
今週これから発表される重要指標・イベントをざっとまとめてみます。
6/3(月)
・日本時間16:55 独5月製造業PMI改定値(市場予想44.3)
・日本時間17:00 EU5月製造業PMI改定値(市場予想47.7)
・日本時間17:30 英5月製造業PMI改定値(市場予想52.0)
・日本時間22:45 米5月製造業PMI改定値(市場予想50.6)
・日本時間23:00 米5月ISM製造業景況指数(市場予想53.0)
・日本時間25:40 リッチモンド連銀総裁講演
・日本時間26:25 セントルイス連銀総裁発言
6/4(火)
・日本時間17:30 英5月建設業PMI(市場予想50.6)
・日本時間18:00 EU4月失業率(市場予想7.7%)
・日本時間18:00 EU5月コアHICP(市場予想前年同月比+0.9%)
・日本時間18:00 ロウRBA総裁講演
・日本時間21:30 ウィリアムズNY連銀総裁発言
・日本時間22:45 パウエルFRB議長発言
・日本時間23:00 米4月製造業新規受注(市場予想前月比-0.9%)
6/5(水)
・日本時間16:55 独5月サービス部門PMI改定値(市場予想55.0)
・日本時間17:00 EU5月サービス部門PMI改定値(市場予想52.5)
・日本時間17:30 英5月サービス部門PMI改定値(市場予想50.6)
・日本時間18:00 EU4月PPI(市場予想前月比+0.2%)
・日本時間18:00 EU4月小売売上高(市場予想前月比-0.5%)
・日本時間21:15 米5月ADP雇用統計(市場予想前月比+18.3万人)
・日本時間22:45 米5月サービス部門PMI改定値(市場予想50.9)
・日本時間22:45 クラリダFRB副議長発言
・日本時間23:00 米5月ISM非製造業景況指数(市場予想55.5)
・日本時間27:00 ベージュブック
6/6(木)
・日本時間15:00 独4月製造業新規受注(市場予想前月比0.0%)
・日本時間17:25 黒田日銀総裁発言
・日本時間18:00 EU4月2019Q1GDP確定値(市場予想前期比+0.4%)
・日本時間18:00 カーニーBOE総裁発言
・日本時間20:45 ECB政策金利発表(市場予想0.00%)
・日本時間21:30 ドラギECB総裁定例記者会見
・日本時間21:30 米4月個人消費支出(市場予想前年同月比+1.5%)
・日本時間21:30 米4月貿易収支(市場予想-506億ドル)
・日本時間21:40 ダラス連銀総裁発言
・日本時間26:00 ウィリアムズNY連銀総裁発言
6/7(金)
・日本時間12:00 黒田日銀総裁挨拶
・日本時間15:00 独4月鉱工業生産(市場予想前月比-0.5%)
・日本時間21:30 米5月非農業部門雇用者数変化(市場予想前月比+18.0万人)
・日本時間21:30 米5月失業率(市場予想3.6%)
・日本時間21:30 米5月平均受給(市場予想前月比+0.3%)
・日本時間25:30 リッチモンド連銀総裁講演
今週から6月ということで、第一金曜日である7日にはアメリカ雇用統計の発表が予定されています!これが今週のハイライトになるのは間違いなさそうです。雇用統計の前に発表される民間調査の、ADP雇用統計(5日)も見逃せません。
また、今週は中央銀行関連のイベントも多く、ロウRBA総裁発言(4日)、パウエルFRB議長発言(4日)、黒田日銀総裁発言(6日、7日)、ECB理事会(6日)、ドラギECB総裁発言(6日)、カーニーBOE総裁発言(6日)が予定されています。トランプ大統領の発言など国際政治・経済のニュースがトレード材料になっており、要人発言がどれだけ相場を動かすかは未知数ですが、注意して追っていきましょう。
その他、ISM製造業(3日)、EUコアHICP(4日)、欧米PMI改定値(5日)、ISM非製造業(5日)、ベージュブック(5日)、EUGDP(6日)も相場にインパクトを与える可能性の高い指標です。そして、今週末にはG20が福岡で開催されます。貿易摩擦に関して何かしら進展があれば、翌週月曜の相場は大きな「窓」が開くかもしれませんね。
ドル円
先週のドル円はトランプ発言により、週後半に大きく値崩れの展開に。。。
月曜スタートから狭いレンジ展開が続きます。109.60円台に乗せられないし、かといって109円を割ることもない。そんな小さい値動きに変化が起こったのは30日でした。冒頭で紹介したトランプ氏のツイートにより、ドルが急落!
109.85円まで買われていたドル円は一方的に売られていき、あっという間に109円割れ。翌日も株安・金利低下の影響で、ドルは売られ続け、108.27円で金曜クローズを迎えました。これは1月15日ぶりの価格水準です。
現時点では、108.16円近辺で下げ止まったかに見えますが、「底を打った」とみる判断はまだ早計な気がします。今週のドル円取引は戻り売り戦略で行きましょう。108.80円で売りエントリー、108.25円で利食い、損切りは109.05円に設定します。
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ユーロ円
ユーロ円は週を通して、じわじわと売られていく展開となりました。
週末から週明けにかけて欧州議会選挙が実施されたわけですが、親EU派・反EU派ともに痛み分けとなり、相場に大きな影響はありませんでした。
英米の祝日が明けると、「財政規律ルール違反で、EUがイタリアに対して制裁金30億ユーロ」との報道が出て、ユーロは売られ始めます。EU・独の経済指標も芳しくなく、ユーロ買いの材料が見当たりません。。。
週後半には、トランプ大統領の「対メキシコ関税引き上げ」発言がユーロ相場にもリスクオフを呼び込み、一段とユーロが売られます。週を通して、122.51円から120.91円まで1.5円も下落しており、現在も売り圧力が強い印象です。
今週はECB理事会&ドラギECB総裁記者会見、EUのGDP&HICPと重要なイベントと指標があります。欧州発信の情報で相場のトレンドを変えることができるのか注目です。今週のユーロ円取引方針はひとまず売りとします。121.40円で売りエントリー、利食いは120.90円、損切りは121.70円にそれぞれ置きます。
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ポンド円
ポンド円は「メイ首相退陣」のネガティブムードに引きずられ、週を通して大きく下げています。
メイ首相辞任が決まったことで、イギリスについては「合意なき離脱」への懸念が再燃しています。そんな暗い雰囲気を受けて、ポンド相場は下げに転じています。先週はイギリス経済指標もなく、週を通して一方的に売られました。
ポンド売りのペースの加速には、ここでもトランプ発言が大きな影響を発揮しました。トランプ大統領のツイート後、ドル円は138.71円から急落。136.61円まで2円以上の大きな下げとなりました。
現在は136.79円近辺で取引されていますが、上値は重く為替レートは上に伸びていきません。。今週はカーニーBOE総裁発言が予定されていますが、BOEの金融政策は現状維持でしょうから、相場のトレンドを変えることができるかは懐疑的な見方がされます。
トレンドに従い、、今週の取引戦略は売りに転じます。137.70円で売りエントリー、利食いは136.95円、損切りは138.00とします。
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以上、ドル円、ユーロ円、ポンド円についてトレード戦略を考えてみました。
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