7月31日(水)FOMCの日は?
この日は奇しくも米国経済の景気拡大継続局面が月間ベースでの記録を更新する日となります。
1854年以降、145年間での連続米国景気拡大の最長は1991年(平成3年)4月から2001年(平成13年)3月迄の120ヶ月間、10年でした。
今回の景気拡大は2009年(平成21年)7月から2019年(令和元年)7月で継続中、121ヶ月にも及びます。
マーケットでは0.25%の利下げを予想する向きが8割近くと大勢を占めています。(一時は0.5%利下げの予想は7割を超えていました。)
また、現在はすでに利下げに対する*ブラックアウト期間に入っています。
(ブラックアウト期間:金融政策を決めるFOMCの参加メンバーらが、金融政策についての発言を控える期間です。ブラックアウト期間はFOMC開催予定日の前々週の土曜日からで、今回は7月20日以降発言は手控えなければなりません)
言われているのが今回の利下げは景気拡大局面における利下げで、「予防的利下げ」と言われています。
FRBによる過去の最初の利下げが景気後退局面の前に行なわれていたか後かによって、2つのパターンがある事が確認されています。
1971年以降11回あった利下げの中で、景気後退前の利下げは6回、景気後退後の利下げは5回ありました。最初の利下げから3ヶ月ごとの株価指数S&P500の平均パフォーマンスを比較してみると、
景気後退前の利下げ ⇒ その後株価は上昇基調となり平均パフォーマンスはプラス
景気後退後の利下げ ⇒ その後株価は下昇基調となり平均パフォーマンスはマイナス
株価S&P500の平均リターンの詳細
景気後退前の利下げ 景気後退後の利下げ
3ヶ月後 +9.5% -8.3%
6ヶ月後 +12.8% -5.3%
9ヶ月後 +15.9% -3.6%
12ヶ月後 +19.3% -2.0%
過去の事例で見てみると、今月利下げが実施されると今後1年間は株価上昇が続くであろうとみられる。
2019年8月以降も株式の堅調が続き、アメリカ経済の景気拡大の継続が予想され、暫くは、米国株高・債券高が続くのであろうか。。。
コーヒーブレイクではなく「コ―ラブレイク?」
コカコーラの決算が好調でした。
要因として上げられているのは、コカコーラの取り組みの「健康意識高まり」からの低糖質(ゼロ)飲料ビジネスへの注力です。
消費者の需要変化に柔軟に対応。(日本でも2018年6月にコカ・コーラクリア発売)
また総合飲料企業へ事業拡大で、2018年8月英国コーヒーチェーン最大手のコスタ(英国国内で2000店舗以上、英国以外30ヶ国で約1300店舗の合計3300店舗)の買収。買収額は39億ポンド(2018年9月3日当時で約5600億円)でした。
最高更新、上昇余地は?
為替の影響で売上高としてはマイナス6%(ドル高の為)でしたが、7月末のFOMCを手始めに、FRBによる利下げのサイクル入りを期待。
今年後半、ドル高が和らげばコカコーラの収益拡大に期待がもたれています。
この5年間の株価推移を見ると、
2014年8月に39ドル台。9月に38ドル付けるも、1年タームで切り上がり、18年11月16日に50ドル越え。
2019年2月26日に44ドル台、その後は右肩上がりで50ドルを回復。
7月24日(水曜)の決算発表を受け54.77ドルまで。一時最高値更新。
ビットコイン円
7月17日夜一時100万円を割り、99万までつけるも107万円台まで戻る。
18日深夜100万6000円まで付けるも100万円割れず。そこから急反発し日が変わった1時間後には112万8000円まで。その後は狭いレンジでの取引で朝方115万3000円まで。
21日朝、120万円超えられず、119万円越えまで。今週はゆっくりと戻るも弱く下落。
24日一旦は、110万円を回復するも、下落し103万円台へ。
25日深夜、107万円から1時間で103万円に。朝、105万から1時間後には110万。
6月17日に100万円を超えてから一度も100万円を下回っていなく、100万円はサポートラインになっています。
まだ間に合います。7月中に新規口座開設してCFD取引始めませんか。
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