アラカルト(à la carte)と題しちょっとづつ。

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アラカルト(à la carte)と題し、ちょっとづつ。

9月米国雇用統計

明日6日(金)日本時間21時30分、米国雇用統計8月分が発表されます。先月発表された7月非農業部門雇用者数は、16.4万人でした。

今回の予想は15.8万人で、失業率は前回から変わらずの3.7%を予想。

9月FOMCでの0.25%の利下げは既に織り込み済みで、雇用統計の結果次第では0.5%の利下げ観測の勢いを増す可能性もあり、注目されます。

金・銀・銅とプラチナ

8月下旬に銅の国際価格は2年2ヶ月ぶりの安値を付けました。

今年2019年4月には6400ドル/トン台で推移していましたが、その後は、米国による対中関税「第3弾」の発表や中国による対米報復関税の表明が売りに拍車をかけた形に。

1ヶ月強で5800ドルまで下落。一時、2度ほど6000ドルまで回復しましたが、再び値を崩し、8月初めには5700ドル割れに。

銅価格は、世界景気の先行きを占う上で一つの指針とされていて市場参加者は注視しています。

8月23日には、5633ドルまで付け、2017年春以来の安値を付けています。

4月中旬の6550ドルから5633ドルに。ちょうど14%もの下落に。この半年の動きを見ると、「戻りは弱く、下げる時は急落」。

中国は銅地金の世界消費の半分を占め、米中の貿易に関しての報復関税が続く限り、中国における需要回復は望めそうもないのが現状です。

リスクオフの流れの中で安全資産としての投資先として「金」に目が向いています。そのため銅はどこまで下落するか、下値にたいする不安は大きいのが現状です。

銅精錬等のコストを考慮すると2017年前半に付けた5500ドルが一つのポイントレベルです。

9月3日のロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場が終値ベースで2017年5月以来の安値を付けました。

米中貿易摩擦が激しさを増すなか、世界景気の減速による需要減少が懸念された。また、8月の米製造業の活動縮小も売り材料となりました。

3カ月先物は0.18%安の1トン=5610ドルで引けました。4月17日に付けた年初来高値の6556ドルから見ても5ヶ月弱で14%強下げました。

白金

プラチナ(白金)の価格は9月2日で、940ドル(1トロオンス)と先週比でみて10ドル高でした。1週間で9%上昇し、2018年4月以来1年4ヶ月ぶりの高値水準にまで上昇。

これは、安全資産として買われていた金とのスプレッドを見ても、8月のスプレッド拡大から逆に、白金の割安感が強まった結果、白金は買われました。

白金と金の価格差は2018年末以来、拡大傾向が続いていて、2019年8月下旬、価格差は680ドル台にまで拡大しています。

(1981年から過去38年(452ヶ月)でみると、345ヶ月(75.7%)でプラチナ価格の方が高い状況に。)

小生のイメージしていた、「プラチナは金より高い」は昔のイメージが強すぎたためです。(御参考までに、2000年1月には、プラチナ価格は金の2.3倍にまでなっていました。)

それが2015年1月に価格が逆転してから現在の2019年8月までの56ヶ月間は、金価格の方が高い状態が続いています。

米国金利低下により、債券の魅力が薄れた半面、投資先の商品として金・プラチナ(白金)に投資家の目が向かっているのでしょうか?

工業用としての需要が高い銀にも投資資金がまわって上昇している模様です。

9月3日、ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月限は、中心限月ベースで2013年4月以来約6年5カ月ぶりの高値で引けました。

安全資産とされる金に投資家が資金を振り向けた形です。

12月限の終値は前週末比26.5ドル(1.73%)高の1トロイオンス=1555.9ドル。

金・銀はOK、銅はダメ。

なんか、オリンピックのメダルの様な感じがしますが。。。

ビットコイン/円

4月に40万円台から50万円付け、6月26日には瞬間、150万を付けています。その後は変動の大きな動きの中、値を戻しこの2ヶ月間は方向感の見えにくい展開となっています。

先週からの動きを見て見ると、8月29日に6月中旬以来となる100万円を割れましたが、一瞬でした。この100万円のレベルは大きなサポートレベルになっている模様。

今週に入り、102万円台から値を上げ、3日には110万円付け、5日朝には113万円つけました。

徐々に値が切りあがってきていて、113万円がサポートラインとして確認できれば、120万円が再び視野に入り、8月5日の120万円の上値をトライする展開がみられるのでしょうか?

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