為替相場が大きな変化に直面しています。
一連の楽観的な発言からすんなり解決するかと期待されていた米中通商交渉が一転して難航していることが判明し、ドルは下落し始めています。そして、来月に英総選挙を控えるポンドは、連日の各種世論調査や保守党・ブレグジット党幹部の発言で絶えず右往左往。
相場がまた動き始めたので、ようやくトレードチャンス到来ですね!まずは、今週の経済指標スケジュールをご紹介します。
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今週発表される重要指標
今週これから発表される重要指標・イベントは以下の通りです。
11/18(月)
・日本時間18:00 デギンドスECB副総裁講演
・日本時間24:00 米11月NAHB住宅市場指数(市場予想72)
・日本時間26:00 クリーブランド連銀総裁講演
11/19(火)
・日本時間22:30 米10月住宅着工件数(市場予想年換算131.8万件)
・日本時間22:30 米10月建設許可件数(市場予想年換算138.8万件)
・日本時間23:00 NY連銀総裁発言
11/20(水)
・日本時間08:50 日10月貿易統計(市場予想3586億円)
・日本時間28:00 FOMC議事要旨
11/21(木)
・日本時間21:30 ECB理事会議事要旨
・日本時間22:30 米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(市場予想6.0)
・日本時間22:30 クリーブランド連銀総裁講演
・日本時間24:00 米10月景気先行指標総合指数(市場予想前月比-0.1%)
・日本時間24:00 米10月中古住宅販売件数(市場予想前月比+2.1%)
・日本時間24:10 ミネアポリス連銀総裁講演
11/22(金)
・日本時間08:30 日10月CPI(市場予想前年同月比+.4%)
・日本時間16:00 独2019Q3GDP改定値
・日本時間17:00 ラガルドECB総裁講演
・日本時間17:30 独11月製造業PMI(市場予想42.7)
・日本時間17:30 独11月サービス業PMI(市場予想51.8)
・日本時間18:00 EU11月製造業PMI(市場予想46.4)
・日本時間18:00 EU11月サービス業PMI(市場予想52.5)
・日本時間22:00 バイトマン独中銀総裁講演
・日本時間23:45 米11月製造業PMI(市場予想51.5)
・日本時間23:45 米11月サービス業PMI(市場予想51.2)
・日本時間24:00 米11月ミシガン大学消費者態度指数(市場予想95.9)
今週の経済カレンダーはちょっと小振りな印象。トレードする際に必ず注目しなければいけないのは、FOMC議事要旨(20日)、ECB理事会議事要旨(21日)、ラガルドECB総裁発言(21日)になります。
経済指標では、日CPI(22日)、独GDP(22日)、欧米PMI(22日)が相場に一定のインパクトを与えると思われます。
今週も引き続き、米中合意と英総選挙に関するニュースが最大の取引材料になるのは間違いないでしょう。
ドル円
先週のドル円はこれまでの上昇トレンドが嘘のように、一転してリスクオフとなりました
8日にトランプ大統領や補佐官が関税の段階的引き下げについての合意を否定して以降、ドル買いの勢いが削がれています。先週もこの流れは変わらず、月曜もドル売りからスタート。この日は米国祝日であったことも影響してか上値は重いです。109円を割って108.89円で底を打ちますが、109円乗せがやっとの印象。。。
火曜は東京株式市場の株高に押されて円売りが優勢に。東京時間のうちに109.27円まで上昇しました。しかし、欧州勢が市場に入ってくるとここを頂上にして売りに転換。トランプ大統領から「米中貿易合意なければ、関税引き上げる」との発言が出たため、ドル売りが加速します。この日は下げ止まらず108.98でフィニッシュ。
前日のトランプ発言を受けて、水曜も売り先行で始まります。それでも心理的に落ち着き109円を回復、じわじわと値を戻していきます。しかし、米紙が「中国、合意内容の条件をめぐって難色」と報じてドルは急落。108.70円を下に抜けて108.65円にタッチしました。その後は売りと買いが交錯して108.80円を境に横ばい。
相場の潮目は変わり、木曜も売りが優勢。前日深夜のパウエル議長発言も全くの無風通過、買いにつながる経済指標もなく一日を通してドル売りが続きます。この日も米中貿易交渉に関して「合意難航」との続報が入ったため、108.23円まで下落しました。
日が変わると、クドロー米NEC委員長から「米中合意に近づいている」との楽観コメントが!これを受けて、ドル円は文字通りのV字反転を見せます。米国の小売売上高が市場予想を上回ったこともあり、1日を通してドルは買われて108.83円まで回復。結局この日は最後に少し下げて1083.76円で翌週へつなげました。
今週はFOMC議事要旨が一番のイベントとなるでしょう。議事録公開前後に値動きが大きくなることが予想されます。現状の取引戦略は中立を維持。買いの場合は、108.53円で買いエントリー、利食いは108.90円に、損切りは108.28円に設定します。売りの場合なら、109.03円で売りエントリー、利食いは108.60円、損切りは109.270円にそれぞれ置いてみます。
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ユーロ円
先週のユーロ相場は英総選挙や米中合意などのリスクオフ要因に引きずられて淡々と下落トレンドを刻んだものの、木曜深夜に見事V字回復となりました。
ここ最近のユーロですが、EU圏発信の指標や報道がユーロ取引材料が出てこず、アメリカやイギリスなど世界情勢に大きな影響を受けています。ユーロ買いにつながる情報がないため、先週も週明けから売り先行でスタート。120.20円を割ると、120円が心理的境界であるのか、買いが入って下げ止まりました。この日は始値から少し下げた120.28円でクローズ。
火曜も買いの勢いが強く120.62円にタッチする場面も。しかし、より積極的に買う材料がないため失速してしまいます。トランプ大統領から関税引き上げ示唆が出たため、一転して売りへ。これまで持ちこたえてきた120円のラインをこの日に割り込み、119.93円まで下落しました。水曜早朝には買い支えで120.13円まで押し上げますが、結局勢いは伸びず再度売りが加速。この日も一日を通して売られて119.72円に。
木曜も引き続き売りが優勢でした。米経済紙から「米中合意、難航」の報道が相次ぎ、ユーロは一時119.23円まで売られます。しかし、アメリカ時間にクドロー氏発言が材料になって反転上昇!翌金曜も買い先行で始まりました。終日を落として買い相場で、120円を上に抜けて120.30円まで到達。120.26円でクローズとなり、120円台を維持して翌週へ。
引き続き、ユーロは米中合意と英総選挙に挟まれて右往左往する展開となるでしょう。その中で、今週はラガルドECB総裁講演と独中銀総裁発言があります。この2イベントで重要な発言が出ればユーロ相場にある程度のインパクトをもたらすのではないでしょうか。上値が重くなってきているので、現在の取引戦略は中立とします。買いの場合、120.05円で買いエントリー、利食いは120.40円、損切りは119.77円に置きます。売りの場合、120.42円で売りエントリー、利食いは119.94円、損切りは120.65円にそれぞれ設定します。
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ポンド円
先週のポンド円は引き続き、英総選挙と米中交渉に関する情報に敏感に反応して複雑かつ大きな値動きとなっています。
トランプ大統領の「関税撤廃で合意していない」発言の影響で、月曜は売り先行で一週間が始まりました。東京時間に139.35円まで売られる場面がありましたが、ロンドン時間になると一変!英経済のリセッション回避、そしてブレグジット党と保守党の選挙協力により、ポンドは95Pipsの週最大の買い相場となりました(139.50→140.45)。利益確定売りなどもあり、この日は140.06円でクローズ。
火曜から水曜にかけて、ポンド円は激しく買いと売りが入り乱れる荒場に。前日の高値を更新して140.57円を付ける一方で、一時は139.92円にタッチするなど非常に取引しにくい値動きでした。139.90円台でこらえていたポンドが下に抜けたのは水曜のロンドン時間。米中合意が暗礁に乗り上げているとの報道を受けて、リスクオフで円が買われます。この日、週底値近くの139.46円まで下げました。
木曜もリスクオフ心理が継続し、139.45~139.73円のレンジを推移。NY時間に米政府高官から米中合意に関して楽観的発言が出たため、全面リスクオンでポンドにも買いが。金曜早朝にはレンジを上に抜け、140円目前まで回復しました。しばらく140円に乗せられない時間帯が続きますが、最新の英世論調査で保守党支持率が拡大したとのニュースを受け、ポンド買が優勢に!50Pipsほど上昇し140.43円にタッチしました。週高値の更新はできませんでしたが、この日は140.31円で金曜クローズ。
週末には、ブレグジット党が総選挙での立候補者数を大幅に減らすことが明らかに。保守党にとって有利と見込まれるため、月曜オープンは上に窓が開いて取引開始となりました。現在も力強くポンドは買われており、140.60円にタッチしています。今週はイギリス経済指標はありません。引き続き、総選挙と米中合意に関する報道に注目してトレードしましょう。値動きが大きいため、取引方針は中立とします。買いの場合、140.30円でエントリー、利食いは140.750円、損切りは140.00円に設定します。売りの場合には、140.80円に売りエントリー、利食いは140.00、損切りは141.00円にそれぞれ置いてみます。
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以上、ドル円、ユーロ円、ポンド円についてトレード戦略を考えてみました。
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