米中貿易交渉の第一段階合意、英総選挙での保守党勝利を受けて、FX市場は全面円安で進行しました。とくに、ポンド円は総選挙出口調査発表後に4円以上の動きが!
みなさん、積極的に取引されたのではないでしょうか?今週も日銀会合など重要イベントがありますので、相場の動きは継続されるものと思います。
まずは、今週の重要指標からみていきましょう。
★冬の口座開設キャンペーン、本日開始!
業界最高値のキャッシュバック最大10,000円をゲットしよう!
今週発表される重要指標
今週これから発表される重要指標・イベントは以下の通りです。
12/16(月)
・日本時間11:00 中11月小売売上高(市場予想前年同月比+7.6%)
・日本時間11:00 中11月鉱工業生産(市場予想前年同月比+5.0%)
・日本時間17:30 独12月製造業PMI(市場予想44.8)
・日本時間17:30 独12月サービス部門PMI(市場予想52.0)
・日本時間18:00 EU12月製造業PMI(市場予想47.1)
・日本時間18:00 EU12月サービス部門PMI(市場予想52.0)
・日本時間18:30 英12月製造業PMI(市場予想49.4)
・日本時間18:30 英12月サービス部門PMI(市場予想49.5)
・日本時間22:30 米12月NY連銀製造業景気指数(市場予想5.0)
・日本時間23:45 米12月製造業PMI(市場予想52.6)
・日本時間23:45 米12月サービス部門PMI(市場予想52.0)
・日本時間24:00 米12月NAHB住宅市場指数(市場予想71)
12/17(火)
・日本時間18:30 英11月失業率(市場予想3.9%)
・日本時間22:30 米11月住宅着工件数(市場予想前月比+2.0%)
・日本時間22:30 米11月建設許可件数(市場予想前月比-3.8%)
・日本時間23:15 米11月鉱工業生産(市場予想前月比+0.8%)
・日本時間翌08:50 日11月貿易統計(市場予想-3500億円)
12/18(水)
・日銀金融政策決定会合1日目
・日本時間17:30 ラガルドECB総裁発言
・日本時間18:00 独IFO企業景況感指数(市場予想95.4)
・日本時間18:30 英11月CPI(市場予想前月比+0.2%)
・日本時間19:00 EU11月HICP改定値(市場予想前年同月比+1.0%)
12/19(木)
・日銀政策金利発表(市場予想-0.10%)
・日本時間15:30 黒田日銀総裁会見
・日本時間18:30 英11月小売売上高(市場予想前月比+0.5%)
・日本時間21:00 BOE政策金利(市場予想0.75%)
・日本時間21:00 BOE資産買取プログラム(市場予想4350億ポンド))
・日本時間21:00 MPC議事要旨
・日本時間22:30 米2019Q3四半期経常収支(市場予想-1210億ドル)
・日本時間22:30 米12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(市場予想9.0)
・日本時間24:00 米11月景気先行指標総合指数(市場予想+0.1%)
・日本時間翌08:30 日11月CPI(市場予想前年同月比+0.5%)
12/20(金)
・日本時間18:30 英2019Q3GDP改定値(市場予想前期比+0.3%)
・日本時間22:30 米2019Q3GDP改定値(市場予想前期比年率+2.1%)
・日本時間24:00 EU12月消費者信頼感(市場予想-7.6)
・日本時間24:00 米11月個人消費支出(市場予想前年同月比+1.5%)
・日本時間24:00 米12月ミシガン大学消費者態度指数(市場予想99.2)
・日本時間24:00 米11月個人所得(市場予想前月比+0.3%)
今週の重要経済イベントは日銀会合(18~19日)とMPC(19日)が筆頭に挙げられます。金利水準の現状維持が既定路線でしょうが、「ひょっとしたら」の事態もありますので必ず押さえておきましょう。
その他、欧米PMI(16日)、EU HICP改定値(18日)、日CPI(20日)、英米GDP(20日)、米個人消費支出(20日)が相場に影響を与えると予想されます。中国小売売上高(16日)も気になりますね。
12月も中盤になり、FX相場はそろそろ動きが少なくなってくる頃ですが、利益を稼ぐ最後のラストスタートをそろそろ仕掛けていきましょう!
ドル円
先週のドル円は金曜まで緩い値動きでトレードがしづらい展開。。。米中第1段階合意というサプライズ発表まで、我慢の時間が続きましたね。
15日にアメリカの対中追加関税発動期限を迎えるため、積極的にドルは買えないようです。108.55~108.63円のレンジをほぼ横ばいで推移。ロンドン時間に切り替わると、ドル円は下にブレイクし108.50円を割りました。108.44円で買いが拾われてこの日は108.54円でクローズ。上も下もどちらも値幅は狭いですね。
火曜は前日に米中双方から「合意に向けて進展」というコメントが出たことを受けて、買いでスタート。しかし、108.63円より上には伸びません。。。「15日の対中関税実施期限」そして翌日のFOMC政策金利発表もあり、市場参加者は取引を控えている印象です。NY時間に米紙から「米中、追加関税発動延期を検討」との報道が出ると、ドルは上昇。レンジを上抜けて108.70円を突破しました。この日は108.67円で終了。
サポート線が押し上げられて水曜は108.70円台を推移します。FOMC2日目のため、やはりNY時間までは横ばいの動きに終始。そしてお待ちかねのFOMCの結果は「金利据え置き」。市場はすでに織り込み済みのためドル売りは限定的でしたが、パウエルFRB議長が会見にて「近い将来の金利変更はない」と言明。これがドルの失望売りを招き、108.45円まで急落することに。。。108.53円まで少し戻して木曜へ。
木曜は小幅な動きでスタート。お昼頃に日経平均が持ち直すとドルも買い直され、欧州勢が入ってくる頃には108.60円台まで戻しました。欧州時間もほぼ動きはありませんでしたが、NY時間にビッグサプライズ。なんと、トランプ大統領が「中国との合意に非常に近づいている」とツイート!ドル買い誘発で108.94円まで上昇、週高値更新しました。続けて、NYダウなど株式指数が上昇したことも好感され109.28円まで買われます。NY時間終了直前に「米中第1段階合意へ、大統領の署名待ち」との報道が出ると、109.47円まで押し上げられました。
前日NY時間のドル買い勢いは継続し、金曜もドル買いが優勢でスタート。ロンドン時間が始まってもドルは買われ続け、NY時間開始直前には109.70円にタッチしました。このまま110円乗せが期待されましたが、トランプ大統領が「(既存の追加関税引き下げという)報道は間違っている」と発言したため、ドル円は一時109.23円まで急落。。底を打った後は少し戻して109.33円で週末を迎えました。
先週後半の値動きが嘘と思えるくらい、本日のドル円は動いていません。現在の値で買い進めるのは厳しいので、下がったら買いを拾いましょう。買いエントリーは109.20円、利食いは109.65円、損切りは109.00円にそれぞれ設定します。
≪総額20,000円超の口座開設キャンペーン、実施中!≫
★入出金・サポート・取引条件、トータルで死角なし XM
XMの口座開設サポートはこちら
ユーロ円
ユーロ円はドルとは対照的に、相場を持ち直しました。米中合意と英総選挙の両方がユーロ買いにつながったため、きれいな上昇トレンドを示しました。
週末前に120円割れとなったユーロ円ですが、月曜は反転上昇を見せました。東京時間はもみ合いで売られる場面があったものの、120円割れは回避。欧州時間になると、ドイツ貿易収支が2か月連続増だったことを好感してユーロ買いに勢いが出てきました。NY時間には120.21円にタッチ。少し売られて120.08円でNYクローズとなりました。
火曜東京時間、ユーロは買い戻しで始まります。お昼前には前日の高値120.26に到達。欧州勢が参加して若干売られますが、ZEW景気期待指数が市場予想を上回ったため再度ユーロは上昇開始!NY時間直前に120.34円にタッチしました。続けて、「米中追加関税発動見送り」との報道が出て、ユーロ円は続伸します。NY終場前、ユーロは120.63まで買われました。
水曜は前日の利益確定売りが先行。ラガルドECB総裁が就任して初めてのECB理事会を明日に控えることもあり、東京時間・ロンドン時間ともに一方的に売られて120.38円まで下げました。ユーロ売りが一巡したこともあり、欧州株好調を材料に再びユーロ円は120.55~60円まで戻しました。さらに、FOMC後のユーロドル上昇につられて再び上昇開始、120.89円まで買われます。少し下げて120.78円で取引終了でした。
木曜はオセアニア時間で120.98円にタッチするも、日本勢が入ってくると120.80円台で推移。欧州時間には一時的に121.04円にタッチしますが、それ以降はECB理事会待ちで小動き。ラガルドECB総裁会見で「ユーロ圏景気減速に歯止めの兆候」との発言が材料視され、121.49円まで急上昇しました。NY時間は横ばいが続きますが、終場前に「米中第1段階合意」とのニュースが入って121.69円まで円安進行。
金曜取引時間開始直後、「保守党368議席獲得見通し」との出口調査が発表されました。英保守党が議席過半数確保がほぼ確定となり、ユーロにも買いが飛び火!およそ90Pips近く上昇し、7/2以来となる122.55円にタッチしました。それ以降は横ばいで、このままクローズかと思われましたが、トランプ大統領による「既存追加関税分の引き下げ否定」のコメントでユーロも売りに。この1日の上昇分を相殺する「行って来い」な展開で、一時121.45円まで下げました。下げ止まると、121.53円で金曜クローズ。
本日は上にギャップが生まれて取引開始。現状、ユーロ円は買い先行となっています。ユーロのリスクオンはまだ強いので、このまま買い進めていきましょう。121.65円で買いエントリー、利食いは122.40円、損切りは121.30円、としてみます。
≪BXONEとの18,000円コラボキャンペーン、期間延長中!≫
★クイック口座開設と確実な入出金 BigBoss
BigBossのクイック口座開設はこちら
ポンド円
英総選挙投開票がターニングポイントとなった先週のポンド円。総選挙以前・以後でまったく相場の流れが変わりました。
月曜は横ばいでスタート。取引材料が乏しいため、東京時間は全く値動きなく終了。ロンドン時間が始まるとポンドに買いが入ります。143円を回復しますが、143.08円にタッチして以降は失速。142.60~142.90円の範囲を推移することに。
火曜は前日NY時間のレンジを上抜けようとする買いが優勢。ロンドン時間に142.91円に達します。英経済指標は強弱まちまちでしたが、12日の総選挙での保守党勝利への期待感でポンド買いは継続!60Pips以上買われ、NY時間直前までに一時143.64円にタッチしました。買われ過ぎのためか、NY時間はポンド売りに転換。利益確定売り&ポジション調整で、142.95円で取引を終了。
水曜も引き続き売りで開場しました。142.74円で下げ止まると横ばいに。英総選挙を翌日に控えており、神経質な動きが続きます。ロンドン時間には、「英保守党獲得議席数は339議席」との最新世論調査が発表されました。前回調査から20議席少なくなったため一時的にポンド売り。売りが一服すると、保守党過半数超えの期待感から再びポンドが買われ143円に乗せました。NY時間終了までポンド買いは継続し、143.19円で木曜へ。
総選挙投開票日である木曜はポンド買いが先行。東京時間では143.57円まで相場を伸ばしました。午後になるとポンド買いは一服、総選挙前ということもあり短期のポジション調整でじわじわと下げてきます。ロンドン時間終盤からNY時間序盤にかけては、142.46円まで売られる場面もありましたが、「米中第1段階合意、追加関税回避」との報道でポンドにも買いが。144.13円まで上昇しました。
金曜オープンとほぼ同時に「与党保守党、過半数確保」との報道が出たことで、ポンド円は3円近く上昇(143.79→147.88)!これは3/20以来の高値となります。東京時間はポンド買いが落ち着きますが、147.50~147.60円台を維持。しかし、欧州勢が参加してくると、ポンド売りが優勢となり147円割れに。NY時間もポンド売りが加速して一時145.44円まで下げました。この水準で下げ止まると145.76円で取引終了。
週明け月曜はポンド買いが強い印象です。現在すでに146円を回復、まだ買いの勢いは衰えていません。このまま追っかけ買いをしていこうと思います。146.30円で買いエントリー、利食いは147.20円、損切りは146.00にそれぞれ設定します。
★低スプレッドかつ高速約定 Tradeview
Tradeviewの口座開設サポートはこちら
以上、ドル円、ユーロ円、ポンド円についてトレード戦略を考えてみました。
イチ押しの海外FX会社はこちら
≪総額20,000円超の口座開設キャンペーン、実施中!≫
★入出金・サポート・取引条件、トータルで死角なし XM
XMの口座開設サポートはこちら
≪BXONEとの18,000円コラボキャンペーン、延長決定!≫
★クイック口座開設と確実な入出金 BigBoss
BigBossのクイック口座開設はこちら
★低スプレッドかつ高速約定 Tradeview
Tradeviewの口座開設サポートはこちら
★冬の口座開設キャンペーン、本日開始!
業界最高値のキャッシュバック最大10,000円をゲットしよう!
★海外FXお役立ちガイド公式LINE@やってます。トレードシグナル配信中!
友だち追加はこちら
上の友達追加ボタンをスマホでタップすると、LINEが立ち上がりますので、友達追加をお願いします。また、PCでクリックするとQRコードが立ち上がりますので、LINEで読み取っても追加できます。または、LINE ID「@kaigaifx」で検索してください。