XM(エックスエム)、BigBoss(ビッグボス)、Tradeview(トレードビュー)といった人気海外FX会社で、最近海外FX取引を始められた方は、MT4ならびにMT5の使い方で四苦八苦されてのではないでしょうか?
海外FXがある程度認知してきているように感じますが、まだまだMT4そしてMT5の操作は高いハードルとなっているのかもしれません。
そこで、今回はMT4・MT5のよくあるエラー&トラブルの対処法をご紹介します。
MT4ならびにMT5全般の使い方につきましては、以下のMT4操作ガイドをご覧ください。
MT4・M5にログインできない
一番頻出するMT4・MT5関連のトラブルとして真っ先に挙げられるのが、この「ログインできない」問題です。このトラブルの原因として考えられる主な要因としては以下が挙げられます。
・コピー&ペーストでログイン情報入力する際に余計な文字(例えば空白スペース)をコピーしている
・キーボード手入力の際にCaps Lock(大文字小文字のロック)が掛かっている
・接続先サーバーが間違っている
・そもそも取引口座が休眠または閉鎖されている
これらのポイントに注意して、正確にログイン情報を入力してください。
MT4またはMT5へのログインが成功していない場合、PCではプラットフォーム右下の接続状況に「無効な口座」と表示されます。
正しくログインできていれば、この接続状況は下の画像の通り、青色のバーでデータ通信状況が表示されます。
一応、スマホ用アプリへのログインに失敗すると「不正な口座」というポップアップが表示されます。
スマホ用MT4(またはMT5)へのログインに成功すると、「設定」画面に口座情報が表示されます。
取引ができない
「MT4やMT5にログインできたのに注文が通らない!」
こういったお問い合わせもしばしば寄せられます。この症状の原因としては以下のようなものが考えられます。
・使っている口座タイプ用の通貨ペアシンボルで取引していない
・指値価格や逆指値価格が現在価格に近すぎる
一部取引口座タイプでは、専用通貨ペアシンボルが用意されている
多くの海外FX会社が複数口座タイプを用意していますが、各口座タイプごとに利用できる通貨タイプシンボルを区別しているブローカーも存在します。当サイト「海外FXお役立ちガイド」で紹介しているFX会社でも、XM(エックスエム)とBigBoss(ビッグボス)が当てはまります。
XMの場合
XMには、「スタンダード口座」「マイクロ口座」「Zero口座」という3つの口座タイプがあります。
スタンダード口座は通常の通貨ペアがトレードを行ってください。(例. USDJPY)
マイクロ口座では、末尾に「micro」が付いている通貨ペアをトレードに使います。(例. USDJPYmicro)
Zero口座の場合、末尾に「.」(ドット記号)が付いている通貨ペアのみ取引可能です。(例. USDJP.)
このように、口座タイプごとに取引で参照する通貨ペアシンボルは異なるので注意が必要です。通貨ペアシンボルを気配値一覧に追加する手順は以下ページをご覧ください。
BigBossの場合
BigBossの場合、スタンダード口座で取引できる通貨ペアシンボルは末尾に「.sq」が付いているものになります。(例. USDJPY.sq)
一方、プロスプレッド口座では末尾に「.pro」が付いているシンボルのみ取引ができます。(例. USDJPY.pro)
指値価格、逆指値価格は現在価格から離す
上で説明した通貨シンボルの選択ミスと並んで、よくある取引関連のトラブルは「新規注文がエントリーできない」というものです。
繰り返しになりますが、その原因は「指値価格・逆指値価格の設定が、現在のレートと近すぎる」からです。
指値注文や逆指値注文をする際に現時点のレートからどの程度離さなければいけないかは各FX会社によって異なります。例えば、XMの場合、40ポイント以上離すように決められています。
実際、40ポイント以内の指値価格で新規注文を建てようとしても、以下の画像のように発注ボタンが押せません。ここでは、現在価格107.509に対して、指値買い価格を107.500に置いています。現在価格との差は9ポイントです。
FX会社ごとの指値注文・逆指値注文のルールを把握していないと、トレードチャンスを失うことになりかねません。
おわりに
今回はMT4ならびにMT5に関して、よく寄せられるトラブル・お悩みについてまとめてみました。
海外FXお役立ちガイドは初心者向けの取引講座もサイトでまとめています。こちらも参考になれば幸いです。
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