米中対立激化や新型コロナ禍の影響で、海外FX取引を新たに始める方が増えています。しかし、FX会社への書類再提出のやり取りが多く発生している様子が目につきます。
海外FX会社の口座開設については、書類サイズや必要書類のタイプなどをすでに本ブログでご紹介しています。
XM(エックスエム)の口座開設では必要書類サイズに注意しよう
かなりピンポイントな解説になるのですが、口座開設の書類提出に関して「健康保険証」には注意をしてください。
保険証には2種類ある
皆さん意識していないと思いますが、実は健康保険証には2種類存在しています。
お勤め先の企業が支給する「健康保険被保険者証」と、市区町村など自治体が発行する「国民健康保険証」です。
健康保険被保険者証は下の画像のように青いプラスチックのカードです。
一方、国民健康保険証は自治体によって若干デザインが異なりますが、紙のカードです。
健康保険被保険者証は基本的にNG
会社から支給される健康保険被保険者証を必要書類として提出される方が一定の割合いらっしゃいますが、実はFX会社の書類ルール上、健康保険被保険者証は受付不可となってしまいます。
なぜなら健康保険被保険者証はお客様の現住所が印字されていないから。
確認してほしいのですが、健康保険被保険者証の表面に印字されている住所は、勤め先が加盟している保険協会の住所です。
海外FX会社が受け受けることができる住所証明書類は、「氏名」「現住所」「規定期間以内の書類発行日(または有効期限)」のすべてが写っている画像ファイルに限られます。そのため、健康保険被保険者証は海外FX口座開設には利用できません。
裏面への住所手書きもNG
健康保険被保険証表面の画像が不備と判定された後、「保険証裏面に現住所を手書きした画像」を提出されるケースがよくあります。
海外FX会社はそもそも必要情報が手書きされた書類を受け付け不可としているので、保険証裏面の住所手書き画像もNGとなってしまいます。
したがって、健康保険被保険者証は海外FX口座開設に利用できないと覚えておいてください。
国民健康保険証を使おう
自営業、フリーランス、退職者、そして求職活動中など一時的に会社から離れている方が付与される国民健康保険証の表面には現住所が印字されています。
そのため、国民健康保険証は問題なく海外FX口座開設に利用できます。「海外FX口座開設に使える保険証=国民健康保険証」、こう言い切ってしまっても過言ではないでしょう。
海外FX会社の口座開設の際には、ご注意ください。
おわりに
今回は海外FX口座開設の提出書類の1つである健康保険証について書いてみました。
確実に手元にある書類として保険証は真っ先に思い浮かぶかと思います。ですが、現住所が印字されていないため、健康保険被保険者証は必然的に書類不備となります。
不必要な書類再提出のやり取りを回避するため、保険証を利用しないことを個人的にはおすすめします。
海外FXお役立ちガイドの口座開設サポートを使えば、必要書類のアドバイスを受けられるので是非ご利用ください。
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