初めて海外FXの口座開設をされたばかりの方は、多くの海外FX会社が採用している取引ツール「MT4」の使い方に四苦八苦されているのではないでしょうか？
MT4の画面は国内FX会社の一般的な取引ツールと比べると、デザインが古臭く使い印象をどうしても与えてしまい、「チャート左上のワンクリックボタンでしかエントリーしてない。。。」というユーザーさんもいらっしゃるかも。
ワンクリックエントリーはお手軽なのですが、取引数量しか設定できずボタンを押した時点の為替レートで注文されてしまいます。利食い価格、損切り価格を設定できないのは不便ですよね。そこで、今回は新規注文画面を出して、利食い価格や損切り価格などをしっかり設定して注文を出す方法をご説明します。
その他MT4に関する情報を知りたい方は、「よくある質問」ならびに「MT4操作ガイド」をご覧ください。実際の操作画面のキャプチャー画像を使って分かりやすく解説しています。
気配値から新規注文画面を呼び出せる
PC用MT4では、気配値表示にあるトレードしたい通貨ペアの上で右クリックすると、新規注文を開けます。例えば、USDJPY（ドル円）の新規注文画面を出してみましょう。
気配値表示の「USDJPY」上で右クリックをすると、「新規注文」という項目がありますので、これをクリックします。
すると、ドル円の新規注文画面が表示されました。
スマホ用MT4の場合も同じ手順です。気配値画面が表示されている状態で、USDJPYのところを長押しします。
下からメッセージウィンドウが出てくるので、「トレード」を選択します。
このように、ドル円の新規注文画面に切り替わります。
取引数量とともに、損切り価格と利食い価格を入力
新規注文画面で「買い」もしくは「売り」を押す前に、予め「損切り価格（ストップロス）」と「利食い価格（テイクプロフィット）」を設定しておきましょう。
損切りと利食いを事前に決めておけば、為替レートがその価格に達した時に、システムが自動的に損切りもしくは利食いをしてくれます。自分の手で損切りをするのはかなりの心理的ストレスですし、どうしても判断が甘くなりがちです。注文するときは必ず損切りと利食いを設定しておくことをおすすめします。
PC用MT4では、「決済逆指値（S/L）」が損切り価格を、「決済指値（T/P）」が利食い価格を、それぞれ意味します。希望する価格を指定しましょう。
スマホ用MT4の場合、「ストップロス」と「テイクプロフィット」がそれぞれ損切り価格と利食い価格を設定する項目になります。
あとは、「成行売り」もしくは「成行買い」のどちらかのボタンを押せば、現在のレートで売り注文、または買い注文を出すことができます。
売り注文の場合、損切りと利食いの設定に注意
通常の商取引と同様、「安く買って高く売る」ことがFX取引の買い注文の仕組みですので、買い注文を出す場合の損切りと利食いは理解しやすいかと思います。
買い注文をするときは、損切りを買い価格よりも低く、利食い価格を高く設定します。例えば、135.35円で買いエントリーをするなら、損切りは135.00円に、利食いは135.85円に設定することが考えられます。
逆に、売り注文では、「相場が下がれば利益、上がると損失」になります。そのため、売り注文を発注するときは損切りを売り価格よりも高く、利食い価格を低く設定してください。例えば、124.10円で売りエントリーをする場合、損切りは124.70円に、利食いは122.75円に設定することがあり得ます。
さいごに
今回は、新規注文時に損切り価格と利食い価格を設定する方法をご説明しました。
注文時に損切り価格と利食い価格を設定しておけば、MT4が自動で入力された価格で損切りと利食いを実行してくれます。相場が大きく動く局面では、「まだ価格は上がるから利食いはやめておこう」「すぐに価格は戻るからやり過ごそう」という気持ちのせいで、自分の手で損切りや利食いをするのが難しくなりがちです。
だからこそ、自分のメンタルに左右されず確実に損切りと利食いを実行できる環境が重要になります。当サイトの「海外FX初心者講座」では、より多彩な注文方法などについても解説をしています。MT4をさらに活用されたい方は是非ご覧ください。
これから海外FXを始められる方は、人気No.1海外FX会社XMで口座開設されてはいかがでしょうか？入金なしの口座開設ボーナス、さらに100%入金ボーナスなど資金を増やして海外FXをスタートできます。
↓ブログランキングに参加してます↓
★応援クリックお願いします★
