海外FX会社、機関投資家などのアナリストが実際のレポート分析として活用している手法として「フィボナッチ比率」というものがあります。
FX取引においてフィボナッチ比率はトレンド分析に用いられ、エントリー価格、利食価格、損切り価格の予測に非常に有用です。日頃のFX取引にすぐにでも適用できるテクニックですので、是非最後まで読んでみてください。
その他、MT4の使い方については以下のMT4操作ガイドをご覧ください。
MT4操作ガイドはこちら
フィボナッチとは
フィボナッチ比率は別名「黄金比」とも呼ばれ、12世紀イタリアの数学者レオナルド=フィボナッチが発見・紹介しました。自然界に存在する多くの事象がフィボナッチ比率(黄金比)を満たしており、最も完璧な美しさを示す比率とされています。レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」もこの黄金比に沿って描かれていることは有名です。
為替市場のチャートの値動きも理想的にはこの黄金比に従うはずという考えの元、チャート分析にフィボナッチ比率を応用する手法が大きく認知されています。
MT4チャートにフィボナッチを導入する手順
ここからはMT4のチャートにフィボナッチ比率を表示させる手順をご紹介します。
フィボナッチを追加したい通貨ペアのチャートを表示させた状態で、上部ツールバーにある「フィボナッチリトレースメントを作成」をクリックします。
すると、マウスカーソルの形が下図のように変わります。
フィボナッチはトレンド分析に使うので、トレンドの始点でまずクリックして、続けてトレンドに沿ってドラッグ操作することでチャートに追加します。
例として、以下に直近のドル円チャートの上昇トレンド分析にフィボナッチを利用してみます。
「フィボナッチリトレースメントを作成」をクリックした状態で、マウスカーソルをトレンドの底値に合わせて1回クリックします。
追加されたフィボナッチをダブルクリックして、トレンドに沿ってドラッグしてください。すると、下図のようになります。
チャート上に、0.0、23.6、38.2、50.0、61.8、100.0、161.8という数値とともに横罫線が表示されています。これがフィボナッチ比率に基づいたこのチャートの黄金比です。各罫線がトレンドの転換点になる可能性が大きく、実際に103.800円で調整が発生しているのが分かります。
これを参考すると、例えば、「103.800円まで下がったら買いエントリーして104.13円で利食いしよう」というトレード方針を立てることができます。
このように、フィボナッチは非常に簡単に導入できて、かつ具体的な取引の指針にもなるインジケーターですので、今すぐ導入してみてはどうでしょうか。
おわりに
今回はフィボナッチをテーマにご紹介しました。
プロトレーダーも積極的にチャート分析に使用しているツールなのですが、実は意外と簡単に導入できてしまうんです。パラメータの調整などをすることで予測の精度を向上させることも可能で探求しがいがあります。
これを機に、MT4のチャート分析の世界に足を踏み入れてみてはどうでしょう。
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