2月に入り、確定申告についての情報が世間に出てくるようになりました。
確定申告の時期になると、多くの海外FXユーザーの方から、確定申告についてのお問い合わせをもらいます。
「確定申告は必要か」「（確定申告は）どうやるのか？」など多くの質問を受けますので、海外FXと確定申告に関するよくある質問をまとめてみようと思います。
また、海外お役立ちガイドのよくある質問ページにも税金関連の項目を設けていますので、こちらも併せてご覧ください。
海外FXのよくある質問はこちら
海外FXに確定申告は必要か？
前年の1月1日から12月31日までの1年間で、海外FXの所得を含めて本業以外で20万円以上の所得が発生した場合、確定申告は必要となります。
収入・利益ではなく、所得である点にご注意ください。海外FXの所得計算については、以下のブログ記事が参考になるかと思います。
海外FXの確定申告についてまとめてみた
今年の確定申告はいつやるのか？
2021年の確定申告期間は2021年2月16日（火）から3月15日（月）となります。
また、本日の報道によりますと、緊急事態宣言延長を受けて、確定申告金が4月15日（木）まで1か月間延長されることが国税庁より発表されました。
コロナ禍の情勢ですので、密を避けるためにも税務署などの確定申告会場ではなく、e-Taxを利用したオンライン申告「e-Tax」がおすすめです。
海外FX会社から出金していないけど確定申告はするのか？
海外FXでは、保有しているポジションを決裁した時点で損益が確定し、課税対象となると判断されます。
取引口座からトレード利益を出金していなくても申告は必要ですのでご注意ください。
確定申告しないとどうなるの？
海外FX会社は拠点ならびに取引口座が日本国外にあるため、「確定申告しなくても大丈夫」と思われる方もいらっしゃるではないでしょうか。
しかし、クレジットカード会社や銀行は送金記録を定期的に税務署へ提出をしています。送金目的、金額、送金先を税務署は把握しており、遅かれ早かれ脱税は露見してしまうでしょう。
脱税が発覚すると、税金の追加徴収を課されるため、結局は損をすることになります。しっかりと確定申告をしておきましょう。
取引レポートはどうやって入手するのか？
年間の取引レポート（取引履歴）はお使いの取引プラットフォームからダウンロードできます。
MT4ならびにMT5は同じ手順になります。まず、MT4またはMT5を立ち上げ、ターミナル画面の「口座履歴」を表示させます。
「口座履歴」の上で右クリックをすると、ウィンドウが表示されるので「期間のカスタム設定」を押してください。
1年間分の取引履歴が必要ですので、前年の1月1日から12月31日まで期間を指定して、「OK」をクリックします。
すると、1年間分の取引履歴が口座履歴に表示されます。この1年間はポジションを決済した日付で集計されていますので、口座履歴の決済時間の項目に注目してください。
1年間分の取引履歴の表示ができたら、この履歴を保存しましょう。右クリックをして「レポートの保存」を選択します。
以上が、MT4ならびにMT5の取引レポートの取得手順です。
cTraderの取引履歴の取得方法は以下のページをご覧ください。
【cTrader】取引履歴の確認方法を教えてください
おわりに
確定申告の時期が近付いてきたので、今回は海外FXの確定申告について、よくある質問をまとめてご紹介しました。
より正確な情報につきましては、お近くの税務署や税理士にご相談してダブルチェックするのもおすすめです。また、海外FX
FXお役立ちガイドは現在、株式会社トレードトレード様の提供で、税理士法人ファシオ・コンサルティングの代表税理士である八木橋泰仁氏による仮想通貨・FX
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