「海外FXを始めたいけど、気をつけなければいけないことはあるのだろうか」
あなたもこのような悩みを抱えていませんか?海外FXを始めるのなら海外FX業者は安全なのか、利益を確定申告しなければいけないのかを理解してないと、もしかすると知らない間に「損をしていたということになりかねません。
そこでこの記事では、初心者が海外FXを始める前に知っておきたいことを解説します。
今回は初心者でも安心して海外FXを始められるようにわかりやすく5つに分けて解説しますので、ぜひ読み進めてみてくださいね。
FXとは
海外FXの解説の前にまずはFXについて説明します。
FXとは日本語で外国為替を指し、英語で「Foreign Exchange」その略称が「FX」です。FXで取引されているのは、物や商品ではなく、お金とお金の交換レートです。
交換レートを為替レートといいます。為替(かわせ)レートとは、「1ドル◯◯円」などのお金の交換レートのことです。
わかりやすく、旅行の際の両替を例にします。アメリカへ旅行の際に、日本円をアメリカドルに交換したことはあるでしょうか。出国時は「1ドル100円」だったとすると、1万円を両替した場合は100ドルになります。
そのまま100ドルを使わずに日本に持ち帰ったとして、帰国時に日本では「1ドル110円」になっていたとします。そうすると手持ちの100ドルは日本円に両替すると1万1,000円になります。すると、10,000円が11,000円になっているので1,000円の利益です。また、手数料も発生しますがわかりやすくするために省略します。
このような金額の動きを為替レートと呼び、為替レートは日々変化しています。為替レートによりお金の売買を行い、安い時に買って高い時に売り利益を出すことを目指す。これがFXです。
日本で認可されていない海外FX業者は違法?
結論から言うと、日本で認可されていない海外FX業者を利用しても違法ではありません。
海外FX業者は、日本で金融商品取引業者として登録せずに営業しているのが実態です。ほとんどの海外FX業者は、金融庁から登録するよう警告を受けています。
国内の法律では、国内の居住者に対して海外FX業者がサービスを提供するさいに、金融商品取引業者の登録を義務付けていますが、金融商品取引業者の登録をするとレバレッジの上限規制を受けることになるので、海外FX業者にとってはデメリットになります。
そのため、海外FX業者は金融商品取引業者の登録をせずに営業を続けていますが、表向きはサイト内に「日本居住者を対象としていない」といった文言を入れ、日本語サイトは国外に居住している日本人向けだというスタンスを取っています。
ほとんどの海外FX業者は、日本で無登録であっても、外国の金融ライセンスを取得し、その国の規制を受けています。
このような業者は安心して使用できますが、中には体制の整っていない業者もあるので、金融ライセンス取得状態や顧客の資産管理・運営実績・日本語サポート対応などについて、事前に確認しておくことが大切です。
金融庁が規制の対象にしているのは、日本で登録せずに営業している海外FX業者に対してであり、利用している方に対して規制はないので違法ではありません。
英語が読めないと海外FXはできない?
「海外FXは英語が読めなくてもできるの?」と思った方、安心してください。英語が読めなくても海外FXを利用することが可能です。FXトレードをする際の手順に合わせて日本語対応について解説していきます。
1.口座開設
日本語WEBサイトを持っている海外FX業者であれば、WEBサイトは日本語対応しているので英語が必要になることはありません。稀に英語表記の画面になってしまうこともありますが、ほとんどのサイトでは右上に国旗マークがあり、そこから日本語を選択すれば日本語対応のWEBサイトになります。
2.口座開設の入力ホーム
口座開設の入力ホームも日本語対応しているWEBサイトなら日本語です。口座開設の時に、住所入力などでローマ字入力が必要な場合や、注意書きが英語で表示されますが英語を読める必要はありません。注意書きをコピーして翻訳ソフトなどを利用して日本語に翻訳すれば理解できるでしょう。
3.口座開設完了メール
日本語でのメールが届きます。日本人スタッフがいており、希望言語を日本語とすれば、メールも日本語です。一部の海外FX業者は、英語でメールが届くケースもあります。全世界共通で送っているので、読めなければ無視しても問題ありません。
重要なメールは日本人スタッフから日本語で送られてくるので、日本語で送られてきたメールは目を通すようにしてください。
4.入金
入金リクエスト画面は英語が混ざっています。クレジットカードの入金フォームに「CVV2」と項目があります。日本人からすると馴染みのない単語ですが、クレジットコードの暗証コード(セキュリティコード)のことです。わからないことがあってもネット検索すれば出てくるので落ち着いて検索しましょう。
もしわからないことあり不安な時は、日本人スタッフが対応してくれるサポートを使いましょう。サポート対応の方法としては、
・メール対応
・電話対応
・チャット対応(Skype、LINEなど)
などがあり、24時間対応の業者がほとんどなのでトラブルもすぐに解決することができます。
海外FXででた利益は非課税?脱税リスクはある?
海外FX、国内FXを問わず、「FXをしている=課税対象」という訳ではありません。1年間で得たFXの利益の額で、課税対象であるかどうかを判断します。
以下の人は課税対象です。
・副業としてFXをしていて1年間で利益額が20万円以上
・給与所得者ではない、もしくは被扶養者の人で、1年間の利益額が38万円以上の人
・年収が2,000万円以上の人
1年間の利益額が上記未満の人は、課税対象ではありません。悪意がなかったとしても税金を納めず「脱税」してしまった場合、「所得税法違反」という犯罪になります。
本来納めるべき税金以外に余計な罰金も払わないといけなくなり、支払い期間に遅れてしまった場合は延滞税もかかり、悪質と判断されれば逮捕や起訴の可能性もあるのです。海外FXで一定額以上の利益を得たら必ず確定申告をして税金を納めましょう。
海外FXでは為替差益が発生した段階で利益と定義されるため、出金するかどうかにかかわらず課税対象になります。
FX業者が納税義務者の取引情報を税務署に報告しているので「バレないだろう」と思っていても、必ずバレるので課税対象の人は確定申告を行うようにしてください。
また海外FXをするにあたってかかったセミナー代、書籍代などは経費として計上できます。確定申告すれば節税することが可能です。
海外にいるときに口座を作れば非課税?
「海外にいるときに海外FX口座を開設すれば非課税なのでは?」という人もいますが、日本に住んでいる限り日本で課税されます。
日本で課税対象にならない例として1年の半分を海外で過ごせば日本で納税義務はありませんが、海外で住むコストやリスクを考えれば、確定申告をして税金を納める方が安く暮らせるのではないでしょうか。
まとめ
海外FXを始める前に知っておきたいことをまとめました。国内FXより遥かに大きなレバレッジをかけることをでき、少額の資金でも効率よく稼ぐことができるのが海外FXの魅力の1つではありますが、気をつけないと「脱税」となり、犯罪に足を突っ込むことになりかねません。
また、事前に気をつけなければならないことを知っていれば、考えられるトラブルに対して事前に注意して対策を考えていくことができます。
ぜひ、今回の記事を海外FXを始める前の参考にして、海外FXを始めていただければ幸いです。
FXにより得た利益で少し余裕のある暮らしをしてみるのはいかがでしょうか。早く始め成功した人がこれからの人生の不安をなくすことができるので、まずは口座開設から始めてみましょう!
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また口座開設後もサポートが受けられるので初心者も安心です