ハイレバレッジで少ない資金からでも大きく稼ぐことが出来る海外FXですが、一方で早期にゼロカットされ退場してしまう人も少なくありません。ハイレバレッジという特徴を上手く活用し、長期間トレードを続けるためにはある程度の対策やコツが必要です。
そこで今回は、海外FX初心者が失敗しないための運用方法について解説していきます。この記事を読んで、海外FXでどのように立ち回っていけばいいのかについて学んでいきましょう。
また、すでに海外FXを利用しているけどなかなかうまく運用できていない人もこの機会に学びなおしてみてください。
ボーナスを使ってまずは少額トレード
海外FXで新規に口座を開設すると、ボーナスが貰えます。まずは、 このボーナスを使ったデイトレードから慣らしていきましょう。
FXは余剰資金で行うよう推奨されていますが、余剰資金も大切な資産です。一気に取引口座にいれてハイレバレッジでトレードすれば利益額も大きくなりますが、その資金を一気に失うリスクもあるのです。
リスクを減らすためにも、まずは「少額」の入金に付与された「ボーナス」を加えてトレードしていくことを推奨します。
デイトレードとは
デイトレードとは、数時間~1日単位でポジションを保有し、数十pips~100pips程度の利幅を狙ってトレードする方法です。
海外FXのハイレバトレードは、スキャルピングという数秒から数分単位の細かいトレードを勧める声も多いですが、初心者はデイトレードでレバレッジをかけずにトレードに慣れていきましょう。その際には、リスクを抑えたボーナスを使うトレードがおすすめです。
少額デイトレードのメリット
デイトレードには大きく2つのメリットが存在します。
1.為替変動による大きな損失が少ない
2.メンタル面において安定しやすい
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
【少額デイトレードのメリットその1】為替変動による大きな損失が少ない
少額デイトレードは、為替変動による大きな損失が少ないというメリットがあります。
デイトレードは寝る前に保有しているポジションがないようにするため、日をまたいで短期的にポジションを保有するスイングトレードなどとは違い、朝起きたら大暴落に巻き込まれてロスカットされていたというようなことが起こりにくいです。
また、1日の中で必ず決済すると決めてトレードしていくため、決済のタイミングもある程度明確化できダラダラとポジションを保有し続けるというようなことも起こりにくく、損切りも早い段階でできるようになります。
【少額デイトレードのメリットその2】メンタル面において安定しやすい
少額デイトレードはもうひとつ、メンタル面においても安定しやすいメリットがあります。
スイングトレードなどの場合、日をまたいでポジション保有することが多いため、為替変動が気になって寝れないなど、生活に支障をきたす恐れがあります。
一方デイトレードはポジション保有期間がチャートと向き合っている時間のみになることが多いため、利益も損失もその時間内に確定することで、常に一定のメンタルを保ちやすくなります。
少額デイトレードのデメリット
少額デイトレードにもデメリットは存在します。
1.ポジポジ病になりやすい
2.利益が薄い
の2つです。詳しく見ていきましょう。
【少額デイトレードのデメリットその1】ポジポジ病になりやすい
ポジポジ病とは、「常にポジションを保有していないと不安になってしまう」デイトレーダーが陥りやすいFX特有の症状です。
具体的にはチャートと向き合っている間、常にポジションを保有して利益を積み上げていかなければ意味がないのではとつい考えてしまい、適切でないタイミングでポジションを保有してメンタルの安定を図ろうとしてしまうといった行動がこれにあたります。
ですがこの場合、テクニカル的に適切な部分でポジション保有をしていないため、決済のタイミングも適切でなくなり損失を出してしまいがちです。
すると今度はその損失を取り返そうと、また適切でないタイミングでポジションを保有してしまい、結果として負のループに陥りやすくなってしまいます。
特に初心者の場合、ポジポジ病になりやすいため気を付ける必要があります。
相場が逃げることはありませんので、たとえ今日ポジションが保有できなかったとしても明日、ないし後日またといったように、適切なタイミングが来るまで待ち続けることも大切です。
【少額デイトレードのデメリットその2】利益が薄い
もうひとつ、少額デイトレードのデメリットとして利益が薄いことが挙げられます。
ハイレバトレードであれば、1pips動いただけで何千円、何万円と動きますが、レバレッジを掛けない少額トレードであれば1pipsの変動で数十円や数百円の利益しか得られないこともしばしばです。
また、海外FXの場合国内FXよりもスプレッドが広く、さらに取引手数料もかかるため、マイナスからのスタートになることが多いです。
次は徐々にレバレッジをあげつつ利益をふやす
ボーナス分によるトレードで海外FXの取引に慣れてきたら、次のステップとしてレバレッジを掛けてトレードしていきましょう。
海外FXを使う上で一番のメリットは、ハイレバレッジトレードです。国内業者だと25倍が最大ですが、海外FXを使えば100倍、500倍、1000倍とレバレッジをどんどん上げることが出来ます。
しかし、いきなりマックス1000倍レバレッジでやるのはおすすめしません。まずは、500倍程度から始めてみましょう。
レバレッジ500倍の場合、必要証拠金は2,000円程度であり、すなわち2,000円で100万円分の取引が出来てしまいます。これがハイレバレッジ最大の魅力です。
もう少しレバレッジを落としたいのであれば1万円の証拠金で100倍のレバレッジで取引してみるという方法も考えられます。
しかし、2,000円で500倍のハイレバトレードを行えばすぐにロスカットされる可能性がありますので、余裕をもって入金しておきましょう。
この際の手法としてはスキャルピングがおすすめです。これは数秒から数分単位の細かいトレードを繰り返し資金を増やしていくやり方で、メンタル面の負担を軽減できます。
資金管理法としては、総資産の-5%を目安に損切りするようにしてください。でないとハイレバトレードの場合、すぐに資産が0になってしまいます。
これを防ぐためにも、資金を守りつつスキャルピングでコツコツ利益を積み上げていく方法が望ましいでしょう。
ゼロカットを見込んだハイレバトレードにはちょっとした注意点が!
海外FXを利用する上で安心してハイレバレッジトレードが出来るのは、口座残高以上の損失が出ない海外FX特有のゼロカットシステムがあるからです。
しかし、注意点もありますのでそれらについても解説します。
ゼロカットシステムの注意点
1.複数口座での両建ては禁止
2.FX業者の信頼性を確認しておく
【ゼロカットシステムの注意点その1】複数口座での両建ては禁止
複数口座での両建ては禁止行為のため注意しましょう。両建てとはポジションを保有する際に、一つの通貨で買いと売りの両方ポジションを同時に持つ手法のことです。一方で同一口座での両建てに関しては禁止されていない場合も多く見られます。
【ゼロカットシステムの注意点その2】FX業者の信頼性を確認しておく
ゼロカットシステムというのは本来追証で発生する補填分を業者が負担するシステムです。なので利用する業者の信頼性を確認することは必須になります。
多くの海外FX業者は相対取引をしている可能性が高いため、トラブルを未然に防ぐためにも利用するFX業者の安全性は確認しておきましょう。相対取引とは、市場や売り手を通さず、売り手と買い手が1対1で売買する取引方法のことをいいます。
まとめ
今回は、海外FXをする際に初心者が上手に運用する方法について解説しました。
今回紹介した方法を参考に自分なりの手法を確立していくことで、ハイレバレッジであっても上手に資産を増やすことも可能になりますので、ぜひ挑戦してみてください。
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