海外FX業者が採用している取引の仕組みには2つの種類があります。それが「DD方式」と「NDD方式」です。
両者の違いはFX業者がどのようにFXトレードに介入するかにあり、どちらの取引方式を採用しているかによってトレーダーの取引環境も変わります。
海外ではNDD方式が一般的ですが、国内FX業者のほとんどがDD方式を採用しているのが現状です。
海外FX初心者の方は、そもそも両者の違いがわからない、どちらを選べばいいのかわからないという方も多いでしょう。
今回の記事では人気の海外FX業者であるBigBoss(ビッグボス)が採用しているNDD方式について、DD方式との違いやメリット・デメリットについて解説しています。
初心者の方にもわかりやすいようにFX取引の仕組みから解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
FX取引の仕組み「DD方式」と「NDD方式」の違い
まずはFX取引の仕組みに関して概要を確認しましょう。
そもそもFX取引には以下3つの存在があります。
・トレーダー(投資家)
・FX業者
・インターバンク(金融機関)
トレーダーはFX業者でFXの口座開設をして取引を行います。その取引の際に、私たちトレーダーはFX業者と取引を行う場合もあれば、FX業者を介さずにインターバンクと直接取引をする場合も。
この取引をする対象が「DD方式」と「NDD方式」の違いで、この違いがFXの取引環境にも影響を及ぼすのです。以下でDD方式とNDD方式の違いについてもう少し詳しく解説していきます。
◆DD方式(Dealing Desk)
DD方式とは、トレーダーがFX業者と取引をする仕組みです。トレーダーとインターバンクの間にFX業者が介在します。
トレーダーがFXの取引をFX業者と直接行うので、トレーダーとFX業者は利益相反の関係にあるのがDD方式の特徴。簡単に言えば、トレーダーの利益はFX業者の損失となり、トレーダーが損失を出せばFX業者が利益を得るという構造となっています。
DD方式のFX業者はトレーダーから利益の出る取引注文を受けた場合、損失を避けるために「カバー取引」を行います。カバー取引とは、トレーダーから受けた注文と全く同じ注文をFX業者がインターバンク市場に流し、損失補填をする取引のことです。
国内FX業者のほとんどはこのDD方式を採用しています。
◆NDD方式(NO Dealing Desk)
NDD方式とは、トレーダーとインターバンクが直接取引を行う仕組みです。A-Book方式とも呼ばれます。
トレーダーはFX業者の口座を使って取引を行いますが、その取引にFX業者のディーラーは介在しません。そのため、トレーダーとFX業者の間に利害関係が存在しないことがDD方式との大きな違いです。
FX取引において間に入る業者がいないことから取引の透明性が確保されており、海外ではNDD方式を採用しているFX業者がトレーダーから評価されている傾向にあります。こういった背景から海外FX業者はNDD方式を採用しているのが一般的です。
NDD方式を採用しているFX業者はトレーダーの取引結果による利益は得ていませんので、FX取引にかかる手数料やスプレッドから儲けを出しています。
BigBoss(ビッグボス)で採用されているNDD方式のメリット・デメリット
ここまでDD方式とNDD方式の違いについて説明しました。
では、BigBossも採用しているNDD方式には具体的にどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?こちらで解説していきます。
◆NDD方式のメリット
NDD方式の最も大きなメリットは取引の公平性です。
DD方式とは異なり、NDD方式は取引にFX業者のディーラーを介しません。そのため、トレードの透明性が高く健全なトレードができる取引の仕組みだと言えるでしょう。
また、間に業者が介在しないことは適正なレートで取引を行うことも可能です。DD方式ではFX業者がインターバンク市場の価格から手数料を上乗せしてトレーダーに価格提示することもありますが、NDD方式ではトレーダーに対して最も有利なレートが自動で提示されます。
さらに、約定スピードが速い点もNDD方式のメリットです。約定とはFXの取引の確定を意味する言葉で、秒単位で為替が変動するFXではこの約定スピードは重要なポイントです。
NDD方式はトレーダーとFX業者の間に利害関係がありませんので、スムーズに取引が完了します。また、NDD方式を採用しているFX業者は取引の数が増えるほど儲かる仕組みとなっていますので、約定スピードにはこだわりを見せている業者も多いです。
◆NDD方式のデメリット
NDD方式のデメリットとしては、取引コストが高くなることが挙げられます。
NDD方式ではトレーダーの取引によってFX業者が利益を得ることが無いので、スプレッドや取引手数料を高めに設定して儲けを出しているのです。つまり、NDD方式を採用しているFX業者は利用ユーザーやFX取引の回数が増えるほど利益が出る構造となっています。
取引コストの高さがNDD方式の難点ではありますが、NDD方式ならではのサービスもあります。例えば、超短期売買を繰り返すトレードスタイルである「スキャルピング」を認めていたり、様々なボーナスキャンペーンを企画していたり、取引回数を増やすための施策が行われているのが特徴です。
FX初心者にはNDD方式がおすすめ
FX初心者の方にはNDD方式のFX業者をおすすめします。
NDD方式をおすすめする理由はなんといっても取引の透明度の高さ。トレーダーとFX業者の間に利害関係が存在しないため、クリーンな取引をすることができます。
また、初心者の方に特におすすめしたいポイントがNDD方式ならではのボーナスプログラム。
NDD方式を採用している海外FX業者の中には、独自のボーナスプログラムを企画している業者がいます。獲得したボーナスはFXトレードの原資として使うことができるので、自分の持ち出し金を抑えながら低リスクでトレードすることが可能です。
ボーナスをうまく活用すればNDD方式のデメリットである取引コストの高さを打ち消すことができますので、FX初心者の方こそボーナスを活用した低リスクのFXトレードをおすすめします。
まとめ
今回の記事ではDD方式とNDD方式の違いについて解説しました。
BigBossを始めとするほとんどの海外FX業者はNDD方式を採用しており、自由度の高いFXトレードを行うことが可能です。FX初心者の方はリスクを抑えてトレードができる、ボーナスプログラムのある海外FX業者を使うことをおすすめします。
BigBossは取引ごとに貰えるボーナスや、入金ボーナスなど豊富なボーナスプログラムが用意されています。新規口座開設でもボーナスが貰えますので、まずは無料の口座開設から始めてみてはいかがでしょうか?
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