まずはpipsの意味を解説
FX取引を進めるなかで重要になってくるのがpipsといわれる値です。この記事では海外FX業者BigBossのpipsについていくらくらいなのか、またその計算方法について解説していきます。
しかしなかにはまだFX取引をしたことがなく、pipsという言葉に聞き覚えがないという人や、聞いたことがあってもどういう意味なのかはっきりわからない人もいるでしょう。まずはこのpipsについて解説します。
特にレバレッジを掛ける事の出来る海外FX業者では1pipsの値動きは重要になってくるのでしっかりと把握しておきましょう。
pipsとはすべての通貨の共通単位としてFXの世界で使われるものかつ、最小単位です。現在ではさまざまな通貨がFXの取引で扱われています。
そのため「円が〇円変動」「ユーロが〇ユーロ変動」「米ドルが〇ドル変動」というふうにいちいち通貨によって価値の変動を表記しても、相対的な変化がわかりにくいという状況になってしまいます。
そこで役立つのがpipsです。通貨価値の変動をpipsで統一することで「円が〇pips変動」「ユーロが〇pips変動」「米ドルが〇pips変動」と同じ単位で表記され、相対的な変化がわかりやすくなります。
たとえば1ドル=110.15円というレートがあった場合、11015pipsと表記されます。
またドルユーロでレートが1ドル=1.1015ユーロと表記されていた場合も同じく11015pipsとなります。
このケースだとpipsの値が円とユーロで同じとなっていますので、1ドル=110.15円=1.1015ユーロという等式が成り立ちます。
このように通貨の最小単位をpipsで統一することでさまざまな通貨の相対的な価値を比べやすくできます。この情報はどの通貨ペアで取引するのがより有利なのかの指針とすることも可能です。
BigBossの1pipsはいくらなの?
pipsは円の場合、1pips=0.01円です。普段の生活では使いませんが、円には銭というさらに小さな通貨単位があります。つまり1pips=1銭とあらわすことも可能です。
FXでは実質的な手数料としてスプレッドがあります。bigbossではドル円のスプレッドが2021年9月現在、スタンダード口座で1.2~1.8pipsくらいの相場となっています。この場合、1.8銭の手数料が取引のたびに発生すると言えます。
pipsは円以外の外貨同士のペアにも適用させることができます。レートは1pips=0.0001通貨単位です。これはドルの場合だと0.0001ドル、ユーロならば0.0001ユーロです。
1pipsがいくらのことかを理解しておけば、FXで損益やスプレッドの把握をしやすくなります。数字をしっかり覚えておきましょう。
1pipsの価格を知って値動きから損益を計算
1pips=1銭=0.0001通貨というレートを把握したら、次に重要になってくるのが値動きから損益を知って計算することです。
FXは利益をあげることを目的としていますが、やみくもに取引しても結果を残せるわけではありません。そのためには知識が必要です。
そんな知識のひとつに1pipsの価格を把握し、損益計算をできるようになるというものがあります。ここでは手数料から考えて、利益になるのは何pipsなのかを解説していきます。
手数料等考えて、利益になるには何pips?
為替市場は常に価格が変動しています。そのため実際の売値と買値をもって利益を計算することは難しいです。しかし利益が出る仕組みを知ることはできます。ここではその例示をしていきます。
まずは通貨ペアがドル円のケースです。スタンダード口座で1ドル=110.00円のレートでドルを最低取引数量である1000通貨分買ったとします。スプレッドは1.5pipsの想定です。
スプレッドはFXの売買において、1通貨あたり(今回の場合は1ドルあたり)に発生する手数料です。よってスプレッドは以下のようにあらわします。
1.5×1000=1500pips
1pips=0.01円なので、これをドル換算したうえでスプレッドを加算すると以下の購入資金を算出できます。
1000×110÷0.01+1500×2=11003000pips
売買において利益を出すにはこれ以上の額で売ることが必要です。なおスプレッドは買ったときと売ったときでそれぞれスプレッドが発生するため、同じ額であると仮定して往復分を加算しています。
ドル円のペアでは1pips=0.01ドルですので、購入資金および売却時のスプレッド合計のpipsをドル換算すると以下のような計算結果が出ます。
11003000×0.01÷1000=110.03(円)
よってこの相場で利益を出すためには1ドル=110.03円以上の相場で売却する必要があります。
なおBigBossではこのほかにForex、CFD以外の取引で1lot片道0.2%、プロスレッド口座で1Lotあたり片道4.5ドル、FOCREX口座で片道0.2%の手数料が発生します。
また日本の銀行へ出金する場合には出金手数料2,000円が発生します。
実際の取引時にはスプレッドだけでなく、取引手数料などにも注意しなければいけません。
BigBossではpipsの表示設定が必要?
ここまで解説を読んできてpipsという単位の重要性はご理解いただけたかと思います。
そしてなかには「pips単位で取引市場を見られる方がいいのでは?」と思う人もいるでしょう。確かにpipsは便利な通貨の共通最小単位です。
ドル、円、ユーロなど有名な国際通貨で取引し、通貨ペアも限られているという人であれば必ずしもpips表示設定が必要なわけではありませんが、損益計算をしやすくしたいという人にとってはpips表示が向いている場合もあります。
ここからはFXの有名な取引ツールであるMT4・MT5でpips表示に設定する方法を解説します。
MT4・MT5の表示設定を紹介
BigBossの取引ツールは2021年9月現在ではMT4のみです。しかしそのシリーズの後釜であるMT5も大きな違いはないので、あわせて解説していきます。
pipsの表示は「ターミナル」から「損益表示」の設定を「ポイント」にするだけです。わずかな操作で表示を変更することができます。
MT4・MT5はBigBossだけでなく多くの国内外FX業者が導入している取引ツールです。表示設定をpipsに操作することは便利ですので覚えておきましょう。
また自分でpipsを計算したいという場合におすすめなのが通貨ペアごとにピップ値を即座に知ることができるサイトです。「pips計算機」などの名称で無料で使用できるので、確認したい時に使ってみると良いでしょう。
pipsを理解してBigBossで取引を始めてみよう
ここまでpipsがどういうものか、またBigBossではいくらなのかということについて解説してきました。
pipsは数多く存在する通貨の最小かつ共通の単位です。pipsを利用することで各通貨の価値を容易に相対化することができ、取引の指針とすることができます。
またBigBossが採用している取引ツールのMT4では簡単な表示設定だけで取引の損益をpipsで確認することが可能です。初心者でも簡単に設定することができます。
pipsを活用すれば便利に取引することができますので、海外FX初心者で、お得なボーナスを受けながらトレードしたい人はBigBossで口座開設をしてみるのがおすすめです。
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