業界最高水準のレバレッジ取引や豊富なボーナスキャンペーンにより海外FX業者の中でも不動の人気を誇るXM(XM Trading)ですが、「XMはストップレベルが広い」といった声を聞いたことのある方もいるのではないでしょうか。
事実、XM(XM Trading)では、かつてストップレベルが比較的広めに設定されており、それゆえにXMを取引業者に指定することを敬遠している人も少なくありませんでした。
しかしながら、2021年8月にXMでは全銘柄、全商品においてストップレベルを一律「0」にすることを公表しました。これは、XMを利用するトレーダーの方にとっては朗報といえるでしょう。
ところで、この記事を読まれている方の中には「FX初心者なので、そもそもストップレベルの理解が曖昧」「ストップレベルが0になって、どんな利点があるのか」といった疑問を持たれている方も少なくないと思われます。
今回は、そのような疑問を持つ方向けにXMストップレベルの定義や注意点などの情報をわかりやすくお届けしたいと思うため、参考にしてください。
XMのストップレベルに関する曖昧な理解をクリアにして、上手な取引を目指しましょう。
ストップレベルとは
ストップレベルとは、主に指値(逆指値)注文などを行う際に適用される数値で、現在価格から最低限空けなければならない間隔の値幅を指します。指値(逆指値)注文を利用するトレーダーの方であれば強く意識すべき数値の1つです。
ストップレベルは、一般に各業者において独自に設定されており、同じ業者でも銘柄や口座によっても違うケースがあるため、取引前に確認しておくことが重要といえます。
ストップレベル以内で指値(逆指値)注文を行おうとしても無効となるため注意しましょう。
例)ユーロ円の現在価格が「130.50円」でストップレベルが「5pips」の場合:
「130.50円」から5pips以上間隔を空けて指値(逆指値)注文を発注することが求められるため、「130.55円以上」または「130.45円以下」の価格にて価格を指定する必要があります。
【XM Tradingストップレベルの確認方法】:
XMのストップレベルは全銘柄、全商品において「0」に更新されたと先述しましたが、情報のアップデートが激しい海外FX業者では、最新ストップレベルを自身の目で確認できないと不安という方も少なくないでしょう。
「MT4」と「公式サイト」から確認する方法とに分けて解説するので押さえてください。
<MT4での確認方法>取引プラットフォームのMT4にてストップレベルを通貨ペア毎に確認する方法を解説します。MT4におけるXMストップレベルの確認方法は以下の通りです。
1)MT4の「通貨ペアリスト」の中から取引希望の通貨ペア上で右クリック。
2)メニューの中から「仕様」を選択。
3)取引条件画面の中で「ストップレベル」を確認。
※ポイントで表記されています。
<XM公式サイトからの確認方法>続いて、XM公式サイト上からストップレベルを確認する方法を解説します。以下の手順に従ってください。
1)XM公式サイトの「FX取引のスプレッド/取引条件」ページにアクセス。
2)取引に使用している口座を選択。
3)詳細画面の「指値および逆指値のレベル」がストップレベルに該当するため、数値を確認。
※MT4のポイント表記とは異なりますが、ポイント=「指値および逆指値のレベル」÷「最低価格変動」により換算できます。ただし、今現在は「0」に設定されているため、計算の必要はないでしょう。
【ストップレベルの単位】:
ストップレベルは「指値(逆指値)注文にて現在価格から最低限空けなければならない間隔」を指す指標であると述べましたが、その単位はどのように表現されるのでしょうか。
ストップレベルの単位には「ポイント」が用いられるのが主流です。上述したMT4での確認方法に従って確認する際も「ポイント」にてストップレベルが表記されています。
1ポイントの大きさは業者毎に定められていますが、XMでは「1ポイント=0.1pips」とされているため、押さえておきましょう。
例)USDJPYのストップレベルが10ポイントの場合、10ポイント×0.1pips=1pipsがストップレベルといえます。
ストップレベルの広さで何が変わる?
ストップレベルの「広さ」は指値(逆指値)注文をする際の自由度ともいえますが、実は保有ポジションの「損切」や「利食い」などの決済注文の自由度にも影響する数値です。ストップレベルの広さは基本的には狭い方が注文の自由度向上に寄与するため望ましいといえます。
ストップレベルが「広い場合」と「狭い場合」の取引への影響を解説するので押さえておきましょう。
【広い場合】:
指値(逆指値)注文を行う際、ストップレベル内では発注ができないため、ある程度取引の自由度は制限されます。また損切りや利確の決済注文を指定する際も同様にストップレベル内での発注が制限されるため、損失拡大や取引チャンスを失うことにもつながる可能性があることに注意が必要です。
特にスキャルピングなどの短期トレードでは1pipsの重みが大きいため、ストップレベルの広さは、良好なパフォーマンスやスムーズな取引を妨げる恐れがあるといえるでしょう。
EA(自動売買プログラム)を利用する際にも、ストップレベルの広さは運用パフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。EAはストップレベルまで考慮して作成されていないケースも多く、ストップレベルがEAの想定外であるがために、本来のパフォーマンスを発揮できないというリスクもあるのです。
【狭い場合(0)】:
XMのようにストップレベルが「0」である場合、指値(逆指値)注文や決済注文(損切り、利確)を行う際に一切の価格制限はなく、ストレスフリーのFX取引を行うことができるのが最大のメリットといえるでしょう。
また、スキャルピングなどの短期取引では、ストップレベルを考慮する手間を省くことができるため、スキャルピングを主体に取引する方にとっては特に快適で安定したFXトレードにつながるといえます。
取引プランを構築する際、ストップレベルまで考慮して行うことのできるトレーダーの方は少ないですが、ストップレベルが0の場合、そもそも考慮する必要がありません。そのため、ストップレベルが狭いほど、明確で再現性の高い取引プランを構築することができます。
XMの口座でストップレベルは変わる?
XMでは一般的な取引口座である「スタンダード口座」や「マイクロ口座」の他にスプレッドを限りなく抑えた「ゼロ口座」が用意されていますが、口座によってもストップレベルが変わるのではないかと疑問を持った方も少なくないでしょう。
結論からいうと、XMでは口座に関わらず、一律でストップレベルが「0」に設定されているため、安心してください。
スプレッドが極力狭く設定されている「ゼロ口座」ですらも、ストップレベルが「0」に設定されているという点を踏まえるとXMのゼロ口座はスキャルピングに最適な口座であるといえるのではないでしょうか。
ストップレベル0のXMで快適なFX取引を楽しもう!
ストップレベルの定義からXMのストップレベルに関する詳細情報を解説してきました。これまで豊富なボーナスキャンペーンや高いレバレッジサービスを提供しながらもストップレベルの広さから手が出ないFXトレーダーの方もいたようですが、ついにXMのストップレベルは0に改訂されました。
ストップレベルが設けられると、指値注文などにおいては想像以上にストレスを感じることもありえます。この機会にストップレベル0のXMで口座開設をし、ストレスフリーなFX取引を始めて見てはいかがでしょうか。
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