「金取引」はなぜ人気? ー 金(GOLD)はどれだけ値上がりしてきたか

大きく値上がりしている金(GOLD)に投資したいと考えている人は結構多いでしょう。
後から「あーあ、あの時思い切って買っておけば」と思うモノのひとつが「金」です。

今や金(GOLD)は多くの人が投資していますが、なぜそこまで人気なのでしょうか。

その理由について取り上げてみましょう!

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金価格は "爆上がり"

実際、金価格はどれだけ値上がりしたのでしょうか。

米ドル建ての金価格を長期で見ると、1973年で最も安いのが1トロイオンス=64ドルでした。それが1980年には最も高いところで850ドルですから、7年間で13倍になりました。

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1973年から2025年までの金価格の推移

TradingView ー XAUUSD チャート

この時の金は「有事の金買い」といって、国際情勢に不安な兆しが現れたのが一番の理由です。当時はまだ米ソ冷戦の真最中。1979年に、旧ソ連がアフガニスタンに侵攻したことを機に国際情勢が不安定化し、金が大きく買われました。

しかし、この手の一時的な材料で買われた金は、有事が徐々に日常化していくにつれて熱狂ぶりが薄らぎ、1985年には284ドルまで下落しました。

以来、金価格は2003年前後まで、年間の平均値で言うと、1トロイオンス=271ドルから447ドルの範囲内で推移するボックス相場が続きました。それが2004年以降は上昇ピッチが上がり、2025年2月には2956ドルまで上昇しました。平均値の安値である271ドルからみれば、10倍超になったのです。

ところで「トロイオンス」という単位は、海外金価格を見る時の単位で、これをグラムに直すと31.1035グラムになります。

では、円建ての金価格はどうなっているのかというと、田中貴金属で金の現物を買う時の値段は、海外の金価格が高値をつけた2025年2月時点で見ると、1グラム=1万5300円です。最も大きな金のバーが1キログラムですから、1530万円になります。ちなみに、1999年9月の1グラムあたり国内金価格は962円でしたから、約16倍になりました。
このように国内金価格が大きく上昇したのは、国内金価格が、ドル建て金価格と為替レートの掛け算によって計算されるからです。

なぜ金価格は上昇してきたのか

金投資の魅力は、この20年にわたって価格が上昇し続けていることにあります。

もちろん、金価格は買いたい人と売りたい人の需給バランスによって決まりますから、一方的な値上がりは期待できません。チャートを見れば分かりますが、値上がりする時もあれば値下がりする時もありますし、あるいは小幅な値動きのまま方向感が定まらない、いわゆるボックス圏で推移することもあります。
とはいえ、この20年間の金価格を見ると、大きな流れとしては上昇し続けてきました。

そもそも金は、埋蔵量に限りがあると言われています。
あくまでも推計値なので、正確なところは言えませんが、金の埋蔵量は約5万2000トンで、年間の産出量は2600トン前後と言われています。つまり、このまま掘り続けると、20年後には底を尽くことになります。

このように、量に限りがあることに加え、金を必要とする人が大勢います。
特に注目すべきは公的機関の需要です。ここで言う公的機関とは、国が外貨準備として保有している金を指しています。公的機関が保有している金の需要を時系列でみると、2004年から2009年まではマイナスが続いています。つまり外貨準備として保有していた金を売りに出していたのです。

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ところが、2010年を機に公的機関による金の買いが増え始めてきました。
トン数で言うと、2010年が79トンの買い越しであり、その後は毎年400トンから600トンの買い越しが続き、2022年の買い越しは1000トンを超えました。ちなみに2023年が1050トンの買い越しで、2024年も1044トンの買い越しとなりました。
金が各国の外貨準備に組み入れられているのは、金を「無国籍通貨」として見ているからです。

ご存じのように、金は非常に高い流動性を持っていて、国際金市場でいつでも売却できます。かつ、多くの国が外貨準備の中心として保有している米ドルは、もし米国政府がデフォルトに陥ったりしたら、その時点で紙切れになる恐れがあります。

でも、金は世界共通の価値が認められているため、米ドル危機が生じたとしても価値を毀損するリスクがありません。そのため各国政府は外貨準備に組み入れる金の量を年々、増やしているのです。
この公的機関による買い越し増が、金価格を押し上げてきた側面は無視できません。

世界の中央銀行のうち、金投資を最も積極的に行っているのが、中国の中央銀行である中国人民銀行です。同行が保有している金の量は、17カ月連続で前月を超え、2024年3月末時点で約2262トンになったという報道がありました。
中国人民銀行は、この17カ月間で金の保有量を16%も増やしたことになります。その後、半年ほどは金購入を停止していましたが、2024年11月から再開しており、同年12月時点の中国人民銀行の金保有量は2270トンになりました。

また、世界の中央銀行のなかでも、中国人民銀行の金買いは飛びぬけています。
ワールド・ゴールド・カウンシルの調査によると、2023年中に各国の中央銀行が買い付けた金の純購入量は1037トンでしたが、中国はその2割を占めていて、データで確認できる1977年以降で最大の純購入になったということです。

ワールド・ゴールド・カウンシル ー 金の歴史的な需要と供給

なぜ中国が金をたくさん買っているのかについては、憶測も含めてさまざまな見方があります。 金を裏付けとする新たな通貨圏を、中国が中心になって構築しているという話もあれば、米中対立激化のなかで、米ドル建て外貨準備を封鎖された時に備えて金を確保しているという見方も浮上しています。

2020年3月末時点で、中国が保有していた米国国債の残高は1兆816億ドルでしたが、2023年10月末には7696億ドルまで減少しました。中国が米国国債の保有額を減らして金の保有額を増やせば、米国は国債を発行するに際して、資金調達に苦労することになります。
こうした点にも米中の対立が垣間見られるのです。

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