Sell in May(セル・イン・メイ)とは、マーケットで広く浸透しているアノマリーの1つで、ニューヨークのウォール街で生まれた投資格言となっています。
これは、「5月に投資している銘柄を売って、9月半ばまで相場から離れていたほうがいい」ということを示唆しています。元々は株式投資についてのアノマリーですが、為替やCFDなど株式以外の投資商品についてもしばしば適用されています。
例年、米国株は6月から9月に低調な展開になりやすくなります。決算を直前に控えたヘッジファンドの手仕舞い、投資家の夏季休暇による市場の閑散化、季節要因で弱くなる経済指標、などがその根拠として挙げられています。