必要証拠金とは、FX取引において新規注文を出すために必要な金額のことを指します。レバレッジを掛けて取引をするための担保のような位置づけです。
必要証拠金は、「為替レート×取引量÷レバレッジ倍率」の式で計算できます。例えば、1ドル110円の為替レートのとき、レバレッジ10倍を掛けて0.1lot(1万通貨)だけドル円のポジションを建てるとすると、この場合の必要証拠金は11万円となります(110円×1万通貨÷10倍)。
上の式より、レバレッジが大きくなればなるほど、必要証拠金は小さくて済みます。上の例において、海外FXで一般的なレバレッジ500倍を適用すると、必要証拠金は2,200円に抑えられます(110円×1万通貨÷500倍)。
小さい資金でより大きな取引をできる点で、海外FXのハイレバレッジ取引は国内FXよりも優れていると言えます。