金融政策決定会合とは、日本銀行が国内の金融政策に関する事項を協議・決定するために定期的に開催する会合です。公開市場操作による市場金利や通貨供給量、市中銀行の日本銀行に対する預金準備率などを決定しています。
2016年以降、金融政策決定会合は年8回開催されており、日銀総裁、副総裁2名、審議委員6名の合計9名により構成されています。会合は非公開ですが、出席者による承認を以て次回会合が開催されてから3営業日後に、前回の会合議事要旨が公表されます。この日銀会合要旨はFX取引にとって、重要な指標として位置づけられています。
また、会合終了後に開かれる日銀総裁の記者会見での発言内容も為替レートに大きな影響を与えます。