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か行(か・き・く・け・こ)

逆イールド

逆イールドとは、債券市場において、満期までの期間が短い債券の利回りが、満期が長い債券の利回りを上回ることを言います。つまり、短期金利が長期金利よりも高くなる現象を指します。

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一般的に、債券・金利の世界では、期間が長くなるにつれて利回りも高くなります。しかし、金融不安や景気後退への懸念が高まったり、インフレ率が高まるなど、遠い将来よりも近い将来のリスクが意識されると、長期債よりも短期債の需要が増えます。これにより、長期金利と短期金利の水準に逆転現象が生じます。

因みに、過去の経験則より、「米国債券市場で逆イールドが発生すると、1~2年後に景気後退に陥る可能性が高い」と言われています。

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