利ざやとは、株式や外貨など保有している資産の価値が価格変動によって、保有時点よりも高くなり、利益が発生している状態を指します。「含み益」とも呼ばれます。
「利ざや」は他の意味でも使われることがあります。例えば、一般の商取引では、調達価格(原価)と売買価格(定価)の差額の利益のことを指します。また、銀行融資の場面においては、借りた金利よりも高い金利でお金を貸し出すことで得る利益のことを、利ざやと呼びます。
一方、価格変動によって、保有している資産の価値が保有時点よりも安くなっている状態のことは、「逆ざや」と呼びます。