スワップポイントとは、FX通貨ペアとして組み合わされた2通貨間の金利差のことを指します。「スワップ」と省略して呼ばれたり、「スワップ金利」とも呼ばれます。
各通貨を管理する中央銀行の金融政策により、各通貨の金利は異なります。これにより、通貨間に金利差が生じます。高金利の通貨を買って低金利の通貨を売ることで(例えば、豪ドル円の買いポジション)、その金利差に相当分を受け取ることができます。逆に、高金利通貨を売って低金利の通貨を買うと、金利差相当分を支払うことになります。
FX取引では、保有しているポジションを翌日以降まで持ち越す(ロールオーバーする)際に、スワップ金利が反映されます。
日本のFXユーザーの間では、豪ドル、NZドル、トルコリラ、南アランドなどの高スワップ金利の通貨ペアを中長期保有する取引手法が人気を集めています。ただし、各通貨の金利が変化すると、スワップポイントも変動するので、注意深くスワップポイントの動きに目を向けましょう。