デッドクロスとは、2本の移動平均線を使ったテクニカル分析指標で、売り取引のサインとして利用されます。株式、FXなど幅広く適用可能です。
下図のように、短期線(例えば、25日移動平均線)が長期線(75日移動平均線)を上から下に突き抜けている状態を、デッドクロスと呼び、売り注文のシグナルであると判断されています。テクニカル分析の中でも、比較的シンプルな理論であるため、FX初心者でもすぐに採用できる取引戦略です。
ただし、デッドは予想しやすいサインであるため、実際には為替レートが下がらない「騙し」が発生する場合もあります。デッドクロスと他の分析指標を組み合わせることで、精度を挙げることがポイントになります。
一方、移動平均線を利用した買いサインは、ゴールデングロスと呼ばれています。
ゴールデンクロス|海外FXお役立ちガイド